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昨夜、テレビ東京を見ていたら、こんなニュースが。
ビールの出荷量の発表(キリンさん、「本麒麟」が好調!)に併せ、(今後は)出荷量の発表自体を取りやめるという発表もあったということです。
ニュースの中では、「クラフトビールなどが存在感を増し、大手メーカーだけの数字では不十分なので」という説明の後、「シェア計算上のプライベートブランド(PB)の取り扱いに関し業界内での対立も」ということも(ちょっと控えめに)出されていました。
PBをシェアに組み込むかどうか、トップを争うアサヒさんとキリンさんでずいぶん揉めていたのは有名なので、それが理由なのは明らかですが、テレビ東京さん、ずいぶん控えめなのは、筆頭株主の日経新聞を気にしているのかな、とも思ったのですが、日経では大々的に書かれていました。
ビール業界のシェア公表に幕、PB巡り対立響く
ビール業界のシェアの公表がなくなる。業界団体のビール酒造組合などがシェア算出のもととなる「課税済み出荷量」の発表を2019年分から取りやめることにしたためだ。1992年から続いてきた現行統計。同出荷量にプライベートブランド(PB)を含めるか否か、シェア算出手法を巡って対立したことが影響したようだ。
(中略)
取りやめに向けては18年1~6月の課税済み出荷量によるシェア算出手法を巡る対立が強く影響したようだ。イオンなど流通大手からPB製造を相次ぎ受託したキリンビールが、PBを同出荷量に含めたいと主張。一方で、アサヒビールとサントリービールは他社が販売者の商品を自社の課税済みに含めシェアを算出するのはいかがなものかと、キリンの主張に異を唱えた。
(略)
そんなこんなで業界としてのシェアの公表はなくなるわけですが、よーく考えてみると、これって確かに興味深い情報で、人によっては経済的価値もあるものですが、別に業界として出さなければならないものではないですよね。
まあ、パンダ「シャンシャン」の体重みたいなものかもしれません。
シェア公表によって(特に接戦の上位2社は)1位を確保/奪還するため、独自色や冒険というより「この1秒を削り出せ」的な営業合戦になり、結果、海外から見て「同じようなビールを宣伝で差別化」と言われたりするようになる遠因になっていたのかもしれません。
その意味で、よい節目になるのではないでしょうか。
あ、シャンシャンの体重の大本営発表は続けて欲しいです。
#ちなみに1/5時点で40.3kg。これなら会社で屋上で飼ってもなんとかなりそうです。
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