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いつのことだったか、「白鷹」の由来は、百鳥の王といわれる鷹の中でも千年に一度現われる霊鳥の白い鷹から来ていることを書きました。
(まあ、我々は千年に一度の美少女も知っているわけですが)
そんな気高い鷹もさることながら、千寿万寿のいわれから、
その中で、先週、倉庫で見たのは地理的には少々マイナー系?の鶴・亀です。
新潟の真野鶴さんと、熊本の亀萬さん、です。
あ、真野鶴(尾畑酒造)さんは北雪さんとともに佐渡島を代表する蔵元さんですから、マイナー系と言っては失礼ですね。
実際、エールフランスのファーストクラスなどの機内酒に採用されたり、ウチでも扱っている、廃校となった小学校で醸したお酒「学校蔵」など、国内外でいろいろ話題を呼んでいます。ウチのお客様にも着実に支持されている感じですよ。
一方、亀萬さんは、熊本は津奈木町にある小さな蔵元さん。
以前は最南端としても知られていたように、地理的には芋焼酎の鹿児島、米焼酎の球磨人吉という焼酎王国に挟まれた、日本酒造りにはギリギリの環境で100年来日本酒を造り続けられています。
そんな気候の下での仕込みは特徴的なものらしく、熊本県の酒造組合のホームページにはこう紹介されてます。
この蔵の特徴は、「南端氷仕込み」と呼ばれる大量の氷を使った醪仕込みです。蔵子たちは列をなし、適温になった蒸米をタンクへと運んだり、大きな氷柱を抱えて急いだり。ピリッとした緊張感に、酒造りへの本気度が漂います。
写真の入荷したお酒は「宝亀」という限定20本!の大吟醸ですが、もちろん純米や本醸造なども造られている、地元密着の蔵元さんです。
先年に一度の美少女を10回見られる亀のお酒「亀萬」をぜひ一度ご賞味ください!!!(なんのこっちゃ)
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