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昨日、「夏休み(あ、今日と明日は一斉休業日です)の宿題に調べてみましょうか」と触れた耳つきの杯「耳杯」。
ちょいと調べてみると、東京国立博物館のデジタルライブラリにも耳杯がありました。
漆塗り。漢代のもの。
金メッキ?でしょうか。これも漢代。
こちらは木製。やっぱり漢代。
こちらは耳杯の集団。韓国・楽浪の出土品ということですから、漢の影響下の頃ですね。
やはり漢代に特有のものなのでしょうか、と思っていたら、「名品ギャラリー」というところにこんな立派なものも。
銀製耳杯および青銅製鍍金支座
こちらには親切にも説明がついていました。
耳杯とは楕円形の杯の両側に耳の付いたもので,戦国時代から漢時代にかけてよく用いられた。飲食に使われたことが,時折記された銘文からも推測され,またその様子は石に刻まれた当時の画などにもあらわされている。しかし銀製の器は古代中国では一般に珍しく,現在残っている耳杯の多くは漆塗りのものである。耳杯のための支座は,前漢武帝の陵墓附近から出土したことがあるが,他にはあまり例を見ない。
なるほど、漢代のもの、という印象はあながち間違っていなかったようですね。
現代でもこれに倣って耳杯を作っている作家さんもいるようですので、今度買ってみようかなぁ。
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