牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

古いというか、気にし過ぎなのでしょう。でも、水盃って、、、、、、、

2019-08-24 19:52:38 | 酒の道具など
                          

                           【公式HPはこちら↑】




先日、とあるデパートさんで、伝統工芸の実演というのをやっている一角に、錫器のコーナーがありました。



自分も錫の盃も持っているし、気になった形の盃があったので触ったりしていたら、お店のお手伝いの人でしょうか、脇から盃が6つくらい並べられたトレーを差し出して


「実際に盃で飲んでみませんか? 水なのでお車の方でも大丈夫ですよ」



と勧められました。







試してみたいのはやまやまなのですが、水の入った盃、、、、「水盃(みずさかずき)」ですよね、


もう会えないだろう別れの時に水で交わす盃のことじゃあないですか。


デジタル大辞林にも出ています


みず‐さかずき〔みづさかづき〕【水杯/水×盃】

二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと。「―を交わして出陣する」




現代では実際に使うことはないかもしれませんが、時代劇や戦時中のドラマなどでは見たりします。


つい反射的に「水盃ですか、、、」と呟いてしまったのですが、お店の人は「ハイ! お水の盃です!!」とにこやかに。


頭が古いもので、「いや、遠慮しておきます」とひいちゃいました。


うーん、今では死語なのでしょうか、あるいは自分の考えすぎなのかなぁ。
(確かにお正月に銀行の支店さんにご挨拶に行くとお酒で乾杯しますが、銀行側は酔わないように水を入れておくというのを聞いたことがあるので、まあアリなのでしょう)





★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする