牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ゲヴルツトラミネールの原産地はイタリア・北チロル? シナモンと白胡椒の香りデス

2019-08-07 22:59:03 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
                           
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白胡椒はイタリアから?



昨日ちょっと騒ぎましたが、今日はウチ運営の「インテリジェントロビー・ルコ」で、白鷹の大?試飲会が開催されました。


その様子は改めてお伝えする(たぶん)こととして、実はお隣の部屋では、もっと大々的に「稲葉ワイン」さんの試飲会が開催されていました。



ウチはある意味場所貸しであくまで稲葉ワインさん主催の会なので、酒問屋としてはご懇意のお客様への声掛けくらいで、その他は自分も含め社員が勉強させてもらうというありがたい会なのですが、そこで味見させていただき、「!」だったのが、こちらのワイン。







ナルス マルグライド ゲヴェルツトラミネール




ライチなどの南国の果実の香りのゲヴェルツ、夏の高原リゾートを思わせる極楽ワインの一つ。
教科書的にはアルザスの代表的な品種なのですあ、この「ナルス・マルグライド」はイタリアワイン。


瓶の形もアルザスのドイツスタイルではなく、むしろボルドーとかの肩の張ったボトル。見ただけでは「アルザス?」という感じです。

ただ、味見をしていて、ふと記憶が蘇ってきました。

たしか、ゲヴェルツという葡萄、イタリア北部が発祥の地というのを聞いたことがある。。。


会場のインポーターさんに聞いてみると、ピンポン!で、このナルス・マルグライドのある、イタリア最北のワイン生産地、南チロルのナルスとマルグライドや、トラミンといった村がその原産地、という説もあるそうです。
(「トラミン」って、トラミネール、ですよね)


これが近世になってから、ドイツを経由して、アルザスなどに広まった、とwikiにも書いてありました。


新開地のゲヴェルツというとついつい「ちょっと違うよね」と軽んじたりしがちですが、原産地のゲヴェルツと聞くと、感慨深いというか、色々な味わいが脳内に浮かんできますね。


ゲヴェルツらしい、ライチやグレープフルーツの香りに加え、シナモンというか、白い胡椒というか、優しく、でもパンチのあるスパイスを感じます。


いやぁ、良いものを教えてもらいましたし、これがワインの楽しいところです。


当インテリジェントロビー・ルコでも是非扱いたいですね!!




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