牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

外飲み日本一は「土佐のいごっそう」高知だそうですが、高松も多いんですよね。

2022-05-24 11:53:20 | 附属酒類経済研究所
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】



ネットニュースで「新潟がカップ麺や冷凍食品購入の日本一」というのを見ました。

これ、宇都宮(や浜松)が「餃子のまち」というのと同様、政府統計の家計調査の支出金額が最も多い大都市、ということのようです。
解釈としては新潟は雪に閉ざされる事も多いので、ストックできる食品への需要が大きい、ということのようです。
「餃子のまち」というのは浜松が宇都宮を抜いたとか、宮崎がかわしたとか、よく目にしますが、「カップ麺」というのは初耳でした。

と、すると、アルコール類はどうなんでしょうね。
以前も触れたことがありますが、地域分布としては「ビールやウイスキーは大都市」「焼酎は西高(南高)東低」「日本酒は日本海側の雪の降るところ」といった傾向を30年以上前に授業で聞きましたが、分布ではなく「一番のまち」は最近のデータで見るとどうなんでしょうね。
(昨今、分布傾向よりも1番だとかビリだとか、そういうのが話題になりますね。マラソンみたい)

で、家計調査の2021年計のうち、よくメディアなどで引き合いに出される「二人以上の世帯」の支出金額の表で、お酒関連は次の品目が分かれています。

酒類(合計)
・清酒
・焼酎
・ビール
・ウイスキー
・ワイン
・発泡酒・ビール風アルコール飲料
・チューハイ・カクテル
・他の酒


結構ありますね。
また、これ以外にも関係では

外食
・飲酒代


というのもあるんですよね。


まずは買ってくる方の「酒類(合計)」を見てみましょう。





東京都区部、青森市、千葉市、という順序です。
青森はちょっと意外ですが、東京や千葉がワン、ツーというのはさもありなんです。


一方の外食のうちの飲酒代
外飲みか自宅飲みかで大きく変わるので、上の結果とは異なりそうですが、実際にはこうだった。




なんと!高知市、高松市の四国勢がワン、ツーで、3位は東京。

四国勢強し!かと思いきや、松山市は2,742円、徳島市は4,159円で数倍の差がありますから、四国勢云々は言えませんね。


うーん、どう考えるべきなのか。

テレビだったら「土佐のいごっそうは飲んだくれ!!」と済ませてしまいそうですが、さすがにそれではねぇ。。。

今度ゆっくり考えてみましょう。





★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする