ちょいと足を延ばして神田川から善福寺川へ。
川沿いには井戸も。
源流は善福寺池。周囲は雑木林など、武蔵野の面影を残すようないい感じの公園になっていて、五月ということで鯉のぼりが泳いでいました。
池の端の斜面には善福寺池のさらに源流となっている遅の井の滝(←復元らしい)も。
この辺り、湧水に恵まれているようですね。すぐそばにはとても立派な井草八幡宮もあるし、それなりの町だったのでしょう。
と、すれば、昔は造り酒屋の一つもあったのかな、と調べてみると、、、、
恐らく大正の頃の醸造家リストですが、東京府の「清酒」のところ(他には「醤油」がある)を見ると、9軒しかありません。
それも末尾にある、岩淵町「小山酒造合資会社」(先年廃業となった赤羽の丸真正宗さんですね)以外は北多摩1軒、西多摩7軒のみ。井草界隈は豊多摩なので、蔵元さんはなかったことになります。
この辺りの皆さんはどこのお酒を飲んでいたのでしょうね。