父の所に行った。
水分だけでも口から取れるようにしていきたいが、やはり熱が出てしまい、ずっと点滴が続いているそうである。
今日もほとんど寝ていた。
少し苦しそうに見える。
そんな中でも今日は比較的穏やかに寝ているように思う。
こうして状態と言うのは落ち着いたり悪くなったりを繰り返しながら進んでいくものなのだな、と改めて思う。
看護師さんは肩をゆすって声を掛ける。
「娘さんがいらしていますよ。」
そうすると、返事をするようである。
(声をかけるだけだから返事が出なかったのか。)
「昼にこのように眠ってしまうと夜起きてしまうことが多いので、こういう風に肩をゆすって声をかけてみてください。」と言われたが、体も弱ってやっと寝ている父の肩をゆすって起こすのが、私にはしのびなくてできなかった。
前に読んだ本で、「隣で本を読んでいるだけでもいいんですよ。一緒にいるだけで。」みたいなことが書いてあったのを思い出し、しばらく隣で本を読んでいたが、帰ることにした。
昨日は「真面目で正直」とほめられたことを思い出したよ。
これからそんな自分を誇りにして生きて行こうと思う。
父の言ったことだから間違いない、そう信じよう。
水分だけでも口から取れるようにしていきたいが、やはり熱が出てしまい、ずっと点滴が続いているそうである。
今日もほとんど寝ていた。
少し苦しそうに見える。
そんな中でも今日は比較的穏やかに寝ているように思う。
こうして状態と言うのは落ち着いたり悪くなったりを繰り返しながら進んでいくものなのだな、と改めて思う。
看護師さんは肩をゆすって声を掛ける。
「娘さんがいらしていますよ。」
そうすると、返事をするようである。
(声をかけるだけだから返事が出なかったのか。)
「昼にこのように眠ってしまうと夜起きてしまうことが多いので、こういう風に肩をゆすって声をかけてみてください。」と言われたが、体も弱ってやっと寝ている父の肩をゆすって起こすのが、私にはしのびなくてできなかった。
前に読んだ本で、「隣で本を読んでいるだけでもいいんですよ。一緒にいるだけで。」みたいなことが書いてあったのを思い出し、しばらく隣で本を読んでいたが、帰ることにした。
昨日は「真面目で正直」とほめられたことを思い出したよ。
これからそんな自分を誇りにして生きて行こうと思う。
父の言ったことだから間違いない、そう信じよう。
きっと後に心に残る時間だろうと思います
わたしはまさかそんなにすぐ死んでしまうと思ってなかったので
なんかぽっかり穴があいたようです
ともかく触れたり声を聞かせる事が大事です。
なんか辛いです。
、おとうさまはもちろんsakeさんの
記憶に安らかに残ると思います・・・。
安らかな時間として。
今は苦痛かもしれないけれど、
後から思い出すと、貴重な時間ではないでしょうか・・;;。
sakeさんの気配があるだけで
気持が安らげると思います。
何もしなくともいいのですよ。
ただ行って帰ってくるだけで。
正直で真面目それが一番いいと思います。
私は、そんな人に惹かれます。
コメントを寄せている皆さんのコメント、約4名の方のコメントに尽きると思います。
皆さん方はやはり親を、父親をなくされているのでしょうか?そうでない方もいらっしゃるのでしょうか。
そういう体験をしなければ分からないということでしょうか。
人の不幸を、つらい気持ちを分かる人になるには、それだけのつらい思いをして始めて、可能なことなんでしょうか?
どうにも、残酷なもののようですが、
見舞いに行くだけで、きっと伝わっていると思いますよ。
そうですね。こうして一緒に過す時間は、残されたものにとっては大切な時間になるような気がしました。
自覚はあまりないけれど、こうして過している時間で、心の準備をしているように思います。
昔の事をよく思い出しますよ。
親子で思い出があるっていいことだなぁと思いました。
これから子供に何を残せるだろう?と言うこともよく考えます。^^
父が寝ていることが多いので、「自分だったらどうだろう?そのままそっと寝て居た方が楽なのでは」と思い、どうも起こすのに抵抗があります。
夜起きていると、人手が少ないのに痰が絡むとかいろいろ問題があるのでしょうか。
この日はあまり痰がからまず、特によく寝ていたので起こすのがどうもしのびなかったんですよね。
でも、父は現役時代は明るくていつもニコニコしている人でした。好きなことをたくさんして、楽しそうで、愚痴なんていう事はめったになかったような気がします。
それを思うと、いい人生だと思うんです。
良かったなぁって。
私も今は元気に明るく生きていって、子供にこんなに楽しいよってことを伝えていけたらいいですね。
なかなか難しい時もあるのですが。^^;
自分への気持だけなのかもしれませんが、毎週父の所に通っています。
何ができるわけでもないけれど、少し一緒にいるだけで帰ってくるけれど、私もそれでうれしいんです。
最近昔の事を思い出しますね。
両親が元気だった頃が懐かしい。
いろいろ文句も言っていたけど、いろんなこと含めてあれが青春だったのかなぁなんて思います。
いつかは誰もが訪れることだから大丈夫。
カメさんも体験されたのでしょう?
父は孫(keke)のことをとても気にしてました。
離れて住んでいるし、父親はいないし、初孫だったのでとても気になったのでしょう。
みんなで幸せにならないとね。^^
これもまた経験ですね。
仰る通りです。^^