<お断り>画像はありませんが、死んだ魚の描写が書かれています。苦手な人はお避けください。
ついにエンゼルフィッシュの1匹が死んでしまった。
これは見た瞬間、無理だ。。。
とても自分では引き揚げられない。
これだったら、死んだゴキブリ3匹を一度にティッシュでつまめると私は思った。
そして事務所を見渡すと、とても魚の相談などできない仕事でバタバタの雰囲気。。。
切り出すこともできなかった。
そう言えば最近、神隠しにあったように時々魚が消えることがある。
もしかしたら、明日の朝には何もなかったようにいつもの水槽に戻っているかもしれない。それを私は期待して会社を後にした。
そして翌日。
私はおそるおそる水槽の電気をつけると、あの魚はそのままであった。
そしてホルマリン漬け(あくまで私のイメージ)のような状態になっていた。
nanuさんがこれをすくい上げてくれるとは思えなかったが、「大きい方の魚が死んでます」と言うと、「別にいいだろう」と言う。
「へ?別にいいですかね?」
「別にいいんじゃないの、死んだって。」
そして、何事もなかったように仕事をしていた。
私はいつものようにエサをまいた。
次に来たのはAさんだった。
Aさんは「どうして?!」と言うので「寿命じゃないですか?」と言うと「そんな事無いだろう」と行って水槽を見に行った。
ここですよと言うと、呆然としていたが、「こんな下に沈んでいては取れないね」と言う。
私はZENさんの部屋にそれ用の長い柄の網やトングがあるのを知っていたけど、忙しい最中、袖口を濡らして取ってもらうのはしのびないので黙っていた。
Aさんは「あっ」と言い、こいつ食ってるんじゃないか?と言う。
たしかに1匹残っていたプレコがそこをウロウロしていて、おそらくそのように見えた。
私は「そのうち浮いてきたら取りますね」と言った。
これはZENさんが来ない限りどうしようもないと思われたが、そのためだけに仕事中のZENさんをここに呼ぶのは気がひけた。
とは言え、この様相はとても恐ろしくて関わりたくなかった。
私はこの先おそらく生き物を飼うことは一生ないだろう。
病院でご臨終になるワンコやニャンコならまだいいけど、それもたぶん一生無いだろう。もうたくさんだ。
そして午後になり、またエサをやりに水槽を覗くと、あの魚は位置をずらしていた。
さらに端っこに入りこみ、もう気がつかなければまったく分からないぐらいに草陰に隠れていた。
たぶん、プレコが動かしたのだと思う。
翌日になって、私はハァーと言いながら、「魚にエサをやるのが憂鬱です」とnanuさんに言った。
どうしてだ?と言うので、「魚が死んだからですよ。」と答えた。
そしてまたもや怖いもの見たさ半分、恐ろしくて関わりたくないが半分で、チラッと覗くと、姿かたちはもうそこにはなく、魚の尾ひれや背びれだけが地面でユラユラ残されていた。
そしてエサをまいて、部屋を出ようとすると、nanuさんが窓の外からこっちをじっと見ていた。
ギョッとして「なんですか?」と言うと「そいつは水槽の左にいるのか?」と言うので「右端ですよ」と私は言い、「もう食べられてしまって、尾ひれや背びれが今はユラユラ揺れてます」と答えると「気持わりぃ。。」と言った。
そして「もう大きな魚は飼うのをやめよう」と言うので、「そうですね、もうやめましょう、大きいのは。」と私は答えた。
その後ZENさんがたまたま来たので、私は「エンゼルが死にました」と言うと「よかったじゃねぇの」なんて言い、どこどこ?と水槽を覗きに行った。
私はユラユラしてる尾びれを指差して、「プレコが身体は食べてしまったみたいで、今はこれだけになってます。」と言った。
ZENさんは「そのうちこれも食っちゃうだろう」と言う。
「残りのエンゼルもこれからバタバタ死ぬのが恐ろしいので、もう何匹かプレコを買ってきてください」と頼むと「そうだな」とZENさんは言った。
プレコはお掃除の魚と聞いていたが、ここまでお掃除してくれるとは知らなかった。
1匹残っていてくれてよかったと思う。
ついにエンゼルフィッシュの1匹が死んでしまった。
これは見た瞬間、無理だ。。。
とても自分では引き揚げられない。
これだったら、死んだゴキブリ3匹を一度にティッシュでつまめると私は思った。
そして事務所を見渡すと、とても魚の相談などできない仕事でバタバタの雰囲気。。。
切り出すこともできなかった。
そう言えば最近、神隠しにあったように時々魚が消えることがある。
もしかしたら、明日の朝には何もなかったようにいつもの水槽に戻っているかもしれない。それを私は期待して会社を後にした。
そして翌日。
私はおそるおそる水槽の電気をつけると、あの魚はそのままであった。
そしてホルマリン漬け(あくまで私のイメージ)のような状態になっていた。
nanuさんがこれをすくい上げてくれるとは思えなかったが、「大きい方の魚が死んでます」と言うと、「別にいいだろう」と言う。
「へ?別にいいですかね?」
「別にいいんじゃないの、死んだって。」
そして、何事もなかったように仕事をしていた。
私はいつものようにエサをまいた。
次に来たのはAさんだった。
Aさんは「どうして?!」と言うので「寿命じゃないですか?」と言うと「そんな事無いだろう」と行って水槽を見に行った。
ここですよと言うと、呆然としていたが、「こんな下に沈んでいては取れないね」と言う。
私はZENさんの部屋にそれ用の長い柄の網やトングがあるのを知っていたけど、忙しい最中、袖口を濡らして取ってもらうのはしのびないので黙っていた。
Aさんは「あっ」と言い、こいつ食ってるんじゃないか?と言う。
たしかに1匹残っていたプレコがそこをウロウロしていて、おそらくそのように見えた。
私は「そのうち浮いてきたら取りますね」と言った。
これはZENさんが来ない限りどうしようもないと思われたが、そのためだけに仕事中のZENさんをここに呼ぶのは気がひけた。
とは言え、この様相はとても恐ろしくて関わりたくなかった。
私はこの先おそらく生き物を飼うことは一生ないだろう。
病院でご臨終になるワンコやニャンコならまだいいけど、それもたぶん一生無いだろう。もうたくさんだ。
そして午後になり、またエサをやりに水槽を覗くと、あの魚は位置をずらしていた。
さらに端っこに入りこみ、もう気がつかなければまったく分からないぐらいに草陰に隠れていた。
たぶん、プレコが動かしたのだと思う。
翌日になって、私はハァーと言いながら、「魚にエサをやるのが憂鬱です」とnanuさんに言った。
どうしてだ?と言うので、「魚が死んだからですよ。」と答えた。
そしてまたもや怖いもの見たさ半分、恐ろしくて関わりたくないが半分で、チラッと覗くと、姿かたちはもうそこにはなく、魚の尾ひれや背びれだけが地面でユラユラ残されていた。
そしてエサをまいて、部屋を出ようとすると、nanuさんが窓の外からこっちをじっと見ていた。
ギョッとして「なんですか?」と言うと「そいつは水槽の左にいるのか?」と言うので「右端ですよ」と私は言い、「もう食べられてしまって、尾ひれや背びれが今はユラユラ揺れてます」と答えると「気持わりぃ。。」と言った。
そして「もう大きな魚は飼うのをやめよう」と言うので、「そうですね、もうやめましょう、大きいのは。」と私は答えた。
その後ZENさんがたまたま来たので、私は「エンゼルが死にました」と言うと「よかったじゃねぇの」なんて言い、どこどこ?と水槽を覗きに行った。
私はユラユラしてる尾びれを指差して、「プレコが身体は食べてしまったみたいで、今はこれだけになってます。」と言った。
ZENさんは「そのうちこれも食っちゃうだろう」と言う。
「残りのエンゼルもこれからバタバタ死ぬのが恐ろしいので、もう何匹かプレコを買ってきてください」と頼むと「そうだな」とZENさんは言った。
プレコはお掃除の魚と聞いていたが、ここまでお掃除してくれるとは知らなかった。
1匹残っていてくれてよかったと思う。
私は処理できませんでした…。
生き物はいつか死にますからねぇ。
魚は共食いしちゃったりして、骨だけになってる事もありますからね。
それにしても、お掃除のお魚がいて役に立ちましたね。
sakeさんも安心してお仕事出来ますね。
会社で育ててるなんて凄い優雅な気がしますが、社員がお世話とは大変ですね。
私は無理だわぁ。
死んじゃったお魚の処分は確かに憂鬱ですが、
病気だったりしたら他の子も全滅の恐れがあるので気をつけて下さいね。
ドジョウも大きいですよね。。
私も処理できないと思います。
こんな事を書いて「だらしない」「魚の身になれ」など言われるかな?と思いましたが、たぶんこんな気持ちは自分だけではないはず。。と思って書いてみました。
やっぱり無理ですよね。
これが自分で決心して魚を飼い、他に誰もいなくて自分でゼッタイどうにかしなければならない環境だったら、こらえてどうにかしたんでしょう。
これだけ何人も男の人がいるので、誰かにやってもらおうと思いました。
たしかに会社に水槽があるなんて、優雅かもしれませんね。私はエサやりだけです。。
たしかに、魚は死にそうになってもどうにもできないことが多いのかも。。
病院があるわけじゃないし、キリもないから。。
これが会社ではなくて個人だったら、ほしい人がいたらあげてしまいたい気持です。
病気だとうつることもありますよね。
ほんとはもっと水もまめに取り変えないといけないんだろうけど。。。
生物を飼うのは楽しいばかりではないと分かりました。
blog.ap.teacup.com/koukoukouko/
お祝いをかねて回覧板回してくださぁーい^^
さっそく行ってみます~!
そっか、デカい魚の死骸はグロいかもしれませんね^^;
どなたかも書いておられましたが、
病気や水質の関係からすればすぐに取り出した方が良いんでしょうけどねぇ、、、。
ご愁傷様です(-人-)
金魚も大きくなるとこわいですよね。><
妹の所の金魚すくいの金魚が一時期かなり大きくて、泳いでいる様子も鯉みたいでしたが。。あれ、どうしたんだろう?
いつの間にか居なくなっていたけど。。。
魚・爬虫類は結構平気だと思っていましたが、生きて無いとダメみたいです。(涙)
あたしもちょっとだけ大きめの魚飼ってて死んだとき、魚料理が作れなくなったよ。
プレ子は何でも食べるからねー…。でもちゃんと死んでからしか食べないみたい。
死にかけはわかるみたいよ。
仕方ないねそういう世界だ~。
極論過ぎるかもしれないけど、戦争で人を殺すのが平気になるって、こう言う所から始まるのかな?と思えてきました。
最初はショックだったけど、何回も見ているうちにだんだん魚の痛みが分からなくなってきました。
(魚に生きたいと言う気持があるのかよく分からないけど)
そうですか、プレコはちゃんと分かって食べているんですね。
そうかもしれない。。最初に見た時は寄り付いてなかったから。
そう言う世界なんですよね。
海の中ではこれが当たり前のことなんですよね。