G子から電話がきた。
転職先の会社では社長から一目おかれていて、仕事もたくさん積まれている。資格の勉強も今は土日学校に通っていて、コーラスサークルも忙しいらしい。T男とも昨日会ったよ、いつもの行きつけの店で、だんだん顔見知りが増えてね・・・とG子は言う。
前に店で勤めていた女の子に偶然会って訊かれたの「お二人はどういう関係なんですか?」って、そしたらT男何て言ったと思う?
「何だって?」
「フリン関係に決まってるだろ!って大きな声で言うんだよ。」
恥かしいったらありゃしないとG子が言うので、私は「ついに認めたね。」アハハと笑った。
「sakeちゃんは元気?」
「うん、相変わらずだよ、元気だよ。」
「肩はどうした?」
「あぁ五十肩ね、父が亡くなってからだんだん良くなってきてね、まだ腕はちゃんと伸ばせないけど良い方向に向かってるのは間違いないよ。」
「お父さんが見守ってくれているんだよ。」
「うん。」
G子は「今はT男も怒らなくなった。」と言うので、「G子もヤキモチ焼いて怒ったりしなくなったからなんじゃないの?」と言うと、そうだと言い、「sakeちゃんが前に言ったんだよ。何年も経つとそのうち何とも思わなくなるってね。」
「そんなこと言ったっけ?」
「うん、本当にその通りだった。あんなに辛かったのにね。家に帰っちゃイヤとも言わなくなった。私も他にやることがいろいろあるし。」
「それはよかった。」
「T男、前は私の事【ただの飲み友達】って言ってたんだよ。」
「へぇー」
「なのに、フリン関係だって。」
「それがいつの間にか既成事実として浸透したんだね。」
私はまたアハハと笑った。
(ちなみに彼らは大人の関係ではないので厳密には不倫という関係とは言えない。)
G子は忙しい忙しい大変とそればかり言うので、「資格もサークルも好きでやっているんでしょ」と言うと、「T男も同じことを言う。だったら辞めればいいって言うんだよ」と言い、「本当にその通りだもの。」と私は言う。
でもG子はとても楽しそうだった。新しい職場の社長にも一目置かれているようである。
「私がこんなに頑張ってるのに、娘が隣でゲームしているから怒った」と言うので、またそういうことを根詰めてギロンすると私たちはケンカになると思うので、「まあまあ」と言った。
「まあまあ、親子で仲良しなんだし、もうそれはいいじゃないの。」
「来年は社会人なのに会社から送られてくる資料も読まないんだよ。何してるんだか。」
「それはそのうち本人が気がつくよ。親に言われて分かる年じゃないもの。」
気がつくと1時間も話していた。
G子は「今は土日両方とも忙しい。今度会えるのは正月ぐらいになりそう」と言うので、「うん、その時会おうね。」と約束して電話を切った。
転職先の会社では社長から一目おかれていて、仕事もたくさん積まれている。資格の勉強も今は土日学校に通っていて、コーラスサークルも忙しいらしい。T男とも昨日会ったよ、いつもの行きつけの店で、だんだん顔見知りが増えてね・・・とG子は言う。
前に店で勤めていた女の子に偶然会って訊かれたの「お二人はどういう関係なんですか?」って、そしたらT男何て言ったと思う?
「何だって?」
「フリン関係に決まってるだろ!って大きな声で言うんだよ。」
恥かしいったらありゃしないとG子が言うので、私は「ついに認めたね。」アハハと笑った。
「sakeちゃんは元気?」
「うん、相変わらずだよ、元気だよ。」
「肩はどうした?」
「あぁ五十肩ね、父が亡くなってからだんだん良くなってきてね、まだ腕はちゃんと伸ばせないけど良い方向に向かってるのは間違いないよ。」
「お父さんが見守ってくれているんだよ。」
「うん。」
G子は「今はT男も怒らなくなった。」と言うので、「G子もヤキモチ焼いて怒ったりしなくなったからなんじゃないの?」と言うと、そうだと言い、「sakeちゃんが前に言ったんだよ。何年も経つとそのうち何とも思わなくなるってね。」
「そんなこと言ったっけ?」
「うん、本当にその通りだった。あんなに辛かったのにね。家に帰っちゃイヤとも言わなくなった。私も他にやることがいろいろあるし。」
「それはよかった。」
「T男、前は私の事【ただの飲み友達】って言ってたんだよ。」
「へぇー」
「なのに、フリン関係だって。」
「それがいつの間にか既成事実として浸透したんだね。」
私はまたアハハと笑った。
(ちなみに彼らは大人の関係ではないので厳密には不倫という関係とは言えない。)
G子は忙しい忙しい大変とそればかり言うので、「資格もサークルも好きでやっているんでしょ」と言うと、「T男も同じことを言う。だったら辞めればいいって言うんだよ」と言い、「本当にその通りだもの。」と私は言う。
でもG子はとても楽しそうだった。新しい職場の社長にも一目置かれているようである。
「私がこんなに頑張ってるのに、娘が隣でゲームしているから怒った」と言うので、またそういうことを根詰めてギロンすると私たちはケンカになると思うので、「まあまあ」と言った。
「まあまあ、親子で仲良しなんだし、もうそれはいいじゃないの。」
「来年は社会人なのに会社から送られてくる資料も読まないんだよ。何してるんだか。」
「それはそのうち本人が気がつくよ。親に言われて分かる年じゃないもの。」
気がつくと1時間も話していた。
G子は「今は土日両方とも忙しい。今度会えるのは正月ぐらいになりそう」と言うので、「うん、その時会おうね。」と約束して電話を切った。
自分以外の事で女性が生き生きしていると
肩の荷がおりるものなのかしらん。
まあG子さまがそれでご機嫌なら^^
ささいなことですよね・・。
sakeさんは本当頼りになるお友達なのですね。
羨ましい友人関係です^^・
今は男性も女性も仕事がうまくいくと
気持ちがいい時代ですね^^G子様がこのまま
仕事がうまくいきますように・・。♪
ほんと、「肩の荷がおりる」という感じなのだと思います。自分ばかり注目を浴びると億劫になるところがあるようです。
かと言ってこの方自分の優先順位があまり下がると不機嫌になるので難しいみたいです。^^;
この前認知症の予防の本を読んでいたら、好奇心がたくさんあることが大切なのだとか。
そのくだりを読んで、G子は長生きするだろうなァと確信しました。
kaoさんと知り合う前だと思いますが、G子とはケンカして1年間口をきかなかったことがあります。それでもこうして友達関係が続くので不思議な縁です。
性格は違います。同じ性格だったらその時たぶん別れてそれっきりだったと思います。とても苦労してきた友達なのでこのまま幸せになったら私もうれしいです。^^
正反対とでも言うか…違うから長く付き合えるのが友達なのかな?
私は昨日 友人と3人で女子会(ただの飲み会ね)でしたが 見事にバラバラな性格。
だから長~~く続いているのでしょう
sakeさんとG子さんも「つかず離れず」で友達関係が続いて行くのでしょうね
全然違うから良いようです。
私は1度縁が切れたと思ったら、自分からは近づかない性格。でもG子は人懐っこいんでしょうね、自分から声を掛けるのも抵抗がないんですね。
同じ離婚経験者というのもあるかもしれません。
片方が旦那さんがいたらまた何となく疎遠になっていたかもしれません。
そう、つかず離れずも良いのでしょうね。^^
適度な距離がある方が友情って続くような気がします。