駅伝大会を前にした倅にハッパをかけるため、一昨年の12月10日に走り始めて、今日で1年6ヶ月になります。午前中は雨が降っていたので、雨があがり少し明るくなってきた13時頃から走りに出ました。
1811年に江戸の商人の清八という人が、高尾山に銅製の五重塔を奉納した記念に追分交差点に建てた道標です。第二次世界大戦の空襲で破損し、地元町会に保管してあったものを復元したそうです。しみじみ見たことはありませんが、今日陸橋から見てみると、「あんげ道」と書いてありました。陣馬街道の旧名ですね。
追分交差点から北大通りを進み、大横町の交差点で左折し、16号を北上します。浅川橋から市役所方面を望んだ風景です。この辺りでスタートから4kmくらい。
16号を北上し、中央高速をくぐりインターチェンジ手前の村内家具に上の石碑がありました。左入城の跡地だと宣言する村内家17代目当主の石碑でした。しかし、戦国の山城が中心の八王子の城のパターンからして、ここに城があったとはあまり思えず、ネットで検索しても、左入城は位置不明なようですね。
そして、インターチェンジを越え、滝山街道を越え、滝山の山越えにさしかかる辺りに滝山城址の看板があります。これはだいぶ前から気づいていました。戦国時代に山内上杉氏、北条氏に従い八王子を支配していた大石氏が居城としていた山城です。一度行ってみようと思いながら、機会がなく今日は行ってみようと思ったところ、ここから上がろうとすると、どう見ても人が行き来しているようには見えない、鬱蒼とした森が広がっています。下手したら、変なものを発見してしまいそうな物騒な雰囲気です。で、ここは上がるのを断念し、16号に戻ります。この辺りで7.5kmくらい。
山を下るとすぐ多摩川にかかる拝島橋で、ここはもう昭島市です。拝島橋の手前を左折し、ずっと行くと滝が原グランドです。先日の市長杯で敗れた場所です。しかし、人のいない滝が原グランドも新鮮ですね!一人で野球をやりたくなりました。この辺りで9.5kmくらい。
一般用8面、学童用4面ある滝が原グランドを抜け、あきる野・創価大学方面の道へ出る手前に、市指定の天然記念物である「高月のクワ」の看板と碑がありました。この前を何十回と車で通りましたが、知りませんでした。やはり、歩かないと(走らないと)分からないことってあるものです。山地に自生する山桑の一種で、推定樹齢は約400年だそうです。すごい。
滝山城を見損なったので、「確か高月城もあったな」といううろ覚えの知識で、創価大学方面とは逆に北上し、あきる野方面に向かいました。ところが、それらしき看板は現れず、あきる野市との境である秋川まで来てしまったので、断念して引き返しました。ここで12km。この手前にホテル高月城というのがありましたが、後で調べると、ここが高月城があった場所なのだそうです…。良識を疑いますね…。大石氏は高月城から滝山城、滝山城から八王子城と移っていったそうです。
で、秋川手前で引き返し、南下しますが、滝山丘陵の山越えはきつかったです。先日の大垂水峠や他の坂道よりきつかったかもしれません。その山を越えて、滝山街道に降りてくると、どっかで見たような看板が…。ここにも滝山城址の看板です。家に帰って調べると、滝山城址は、16号沿いからはるか西寄りの滝が原グランド裏あたりにあり、滝が原グランドを西に抜けたあたりからか、上の滝山街道側から上がるのが近いようでした。やれやれです。さすがに、今日はもう登る気力はありません。この辺りで14.5km。
この後、創価大学横を通り、創価大学南で右折し、工学院大学横を通り、秋川街道ぶつかり左折、市役所通り、浅川沿い、甲州街道と見慣れた風景を見ながら帰ってきました。
今日のジョグ
偶然にも先日の大垂水峠行きと同じ距離になりました。
21.1km 2時間7分46秒
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