降水確率が60%に上昇して嬉しいと思ったことはありませんが、これは横中の多摩大会への切符をかけた試合がある7月3日(土)の予報です。この日私は仕事で行けないので、関係者の皆さまには申し訳ないと思いながらも、喜んでいます。そして、何とか日程がずれて横中野球部の雄姿を見たいと思っています。
ところで、横中は夏の選手権大会で敗退し、この多摩大会への敗者復活戦に回ったわけですが、「敗者復活」というのだから、本戦の選手権大会に復活するのかと思っていたのですが、八王子中体連のブログを見ていると、どうも違うようです。
子どもに聞いてもよく分かりませんし、学校からお知らせが来るわけでもないので、多摩大会とは何ぞやと調べてみると、多摩地区中学校野球大会のHPには、以下のように記されていました。
「中学球児最後の夏
この多摩地区中学校野球大会は東京都内にある中学校のうち、区部、島嶼地区の学校を除いた中学校野球部200校余りで構成される大会で、毎年、東京都中学校野球選手権大会が終了した7月下旬にから8月上旬にかけて行われます。第49回大会までは「都下大会」という名称でしたが、50回大会より「多摩地区大会」に変更されました。
高校野球の場合、7月中旬に選手権大会の地区予選が行われ、負ければ引退となり、高校卒業後の進路に向けての準備を始めます。中学野球の場合、高校野球と同じように夏に選手権大会が行われるのですが、多くの地域で地区予選が6月中に行われ、負ければ引退となります。
「中学生という多感な時期に学校生活の一部となっている野球を、6月に引退させるのは早すぎる」
「一日も長く野球を続けさせたい」
と思う教師が集まり、戦後の混乱期の中で始まった手作りの大会なのです。今でも大会運営、審判はすべて教師で行われ、多摩地区の中学球児のためにという精神は今でも引き継がれています。
すでに60年という歴史があり、本大会出場選手の中で数多くの選手が中学卒業後、高校、大学、プロで活躍しています。」
私も以前に書いたことがありますが、負けたチームの3年生が6月で引退というあまりに早すぎるというのは同感です。やはり「夏」までは野球をやらせてあげたいと思います。そんな思いを持った先生たちが戦後にいて、60年も脈々と受け継がれてきているのですね。
先生の質などいろいろ問題視されることもありますが、こうした思いを持った先生たちのおかげて多くの中学球児たちが「夏」を迎えられるのです。本当に頭が下がりますし、ありがたいことです。
そうした周囲の人たちに感謝しつつ、全力でぶつかれ!がんばれ!横中!
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