7月11日(日)に行われる参議院議員選挙が公示されました。7月11日は、新人戦の2回戦の予定ですが、もちろん国政を行方を決める大事な選挙ですから、試合後にきちんと行くつもりです。
ここ数カ月の政治の停滞については、マスコミや世論の論調とは違った点で言いたいことはありますが、それはこの際おいておきます(今日は早く寝ないといけなので…)。
今回の選挙で一つだけ言っておきたいことは、少子高齢化の影響です。もともと選挙の投票行動は、高齢者の方が投票率が高いという特徴があります。その上、少子高齢化で高齢者の絶対数が増えています。ということで、高齢者に支持される政策が増えると言われます。
しかし、選挙直前になって、菅首相が消費税増税について言及し、折角上昇した内閣支持率が瞬間風速的に急降下しました。収入に関係なく付加される消費税は、高齢者受けしない政策であり、上記の仮説を裏付けるものでもあります。
しかし、です。政治意識の低い日本人といえども、さすがにこの二十年ほどのひどい有様を経験する中で、目先の口当たりのいいことが通用しないと気づき始めています。どんなに事業仕分でムダを削ったって、毎年40兆円も発行する国債を賄うまでには至らないことは、子どもだって出来る算数です。
そして、合理的経済人を想定する経済学では、高齢者にメリットがない消費税増税は支持されないとなるでしょうが、必ずしも自己本位ではなく、倫理観もまだ高いと思われる日本の高齢者が、真摯に、子や孫に負担を先送りするなと説得されれば、消費税増税に理解を示すのではないかと私は思うのですけどね。
今後の選挙戦の各党の主張に注目です。ジョギングの途中の候補者のポスター掲示板には、蓮舫氏の笑顔のポスターがありました…。蓮舫氏の笑顔、こわいですね…。
今日のジョグ
5km 28分19秒