家に帰ると、倅が坊主頭になっていました…。
どういう心境なのかは分かりません。別に副キャプテンに任命されて心機一転ということではないと思います。夏休みになったらそうするつもりだったようですが、図らずも心機一転になっているかもしれません。まあ、ひとつのきっかけになれば、坊主頭にも何らかの効用がありますよね。
私の中学時代は当然のように坊主でした。田舎だからでしょうが、野球部はもちろんのこと、中学校全体が坊主でした。それに対して誰も疑問を持っておらず、たまに親の意向で髪を伸ばす生徒がいようものなら、「何だあいつ、すかしやがって」なんて目で見られたものです。高校の入学式の写真は、少し髪が伸び始めた雛鳥のような頭でした(しかも男子校だったので、全員が雛鳥の異様な光景でした)。
ということで、中学時代は3年間坊主頭が常識だったので、家でバリカンを買って、家で頭を刈っていました。バリエーションを付けるとすれば、五厘刈りとか三分刈りとか、ちょっと進んだ人は剃り込みとかくらいしかありませんでした。
そういう意味では、私にとっては当り前になるものだった坊主頭も、ひとつのきっかけや、何かになり得る時代なのですね。坊主になって、行動も変わってくれることを期待です。
しかし、坊主頭懐かしいですね。髪を洗うのも楽ですし。私も最近頭が薄くなってきて、潔く坊主にしたいなあなんて思案中です。
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