散ドラは勝つことだけが目的ではなく、楽しく野球をするチームです。しかし、楽しく野球をするというのは「ふざけて」野球をすることでは断じてありません。勝つことだけを目指すのではなく、野球が上手でなくても、一生懸命やっている子は試合に出ることが出来て、みんなで一所懸命野球をすることが散ドラの良さであり、楽しい野球でした。。
ところが、先週あまりにもたるんだ練習をしていたので、最後に喝を入れ、今日の朝もそのことを確認してスタートしたにもかかわらず、相変わらず今日も本当にたるんだ練習態度でした。本当にがっかりです…。4年生以下は今日は全員お休みで、5・6年生しかいませんでしたが、はっきり言って5年生です。
全員十把一絡げで物を言ってはいけませんが、残念ながらほとんどの5年生があてはまります。しっかり練習することを確認してすぐのアップの時には、早速4人が固まってじゃれ合ってふざけながらやっていました。ロングティーの時にも、後ろの方でくっついてふざけている部員が数名いました。いつも棒が大好きで手放せないK君はずっと棒を握りしめていました。その後も、ブランコで遊ぶ、木に登って降りてこない、ジャングルジムに上る、地面に絵を描くなど、かわいい1・2年生ならいざ知らず、本当に5年生かと思うようなことを次々をやっていました。
本当に情けなくなりました。何人かに「遊びに来ているんだったら帰れ!」と言いましたが、冗談ではなく、本気です。散ドラのお手伝いはもちろん好きでやっていますが、野球をやってくれと頼んでやってもらっているわけではありませんし、遊びに来ているだけの子に付き合うほど暇ではありません。「野球をやりたい」という子たちを少しでも手助けしたいから、付き合っているのです。遊びに来ているなら、来なくても結構ですし、それでチームがなくなるなら、それも仕方ありません。
そして、とどめは、練習最後のブラシかけや、荷物運びです。5年生の中で、積極的にブラシかけをしたり、荷物運びをする部員の何と少ないことか…。残念です。こういうことをきちんと出来ない子は決して野球は上手にならないと思います。これは決して精神論ではありません。こうしたことをやることを、何か損をしたような気になるのは、どこかで「やらされ感」があるからです。自分で選びとったという意識でやることを「主体的」といいます。野球でも何でも、主体的にやっていれば、言われなくてもやらなければならないことを自分でやるものです。そして、何事にも集中しているものです。
秋も深まりつつあり、そろそろ6年生の卒団なども意識し始める時期に、この有様で本当に心配になります。好きでやっているはずの野球を叱ってやってもらうのも、馬鹿馬鹿しくなったので、暫くは静観しようと思います。その代わり、遊んでいる部員がいたら、静かに帰ってもらうように言おうと思います。
願わくば、一日も早く、こうしたくだらないお遊びから卒業してくれる子が出てきてほしいものです。そして、卒業するだけでなく、周りにいい影響を与えてほしいですね。それが出来る子がキャプテンとなるのかもしれません。
↓ 奮起に期待。
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