正月からジョギングをしていて、七福神めぐりをする集団を何度か目にしました。元日から12日までらしいですが、八王子七福神めぐりのジョギングをすることにしました。
七福神とは、インドのヒンドゥー教、中国の仏教・道教、日本の土着信仰が入り混じって形成された神仏習合からなる日本的な信仰対象とのことです。
一般的には、「恵比寿天」(商売繁昌・除災招福)、 「寿老人」(長寿延命・富貴招福)、 「大黒天」(五穀豊穣・子孫愛育)、 「毘沙門天」(開運厄除・大願成就)、 「福禄寿」(招徳人望・俸禄増加)、 「弁才天」(恋愛成就・学問成就)、 「布袋尊」(夫婦円満・財宝賦与)とされているそうですが、寿老人と福禄寿は異名同体であるとみなして、「吉祥天」や「猩猩」を加えることもあったそうです。
八王子七福神めぐりは、八王子の八と末広がりの八にかけて、吉祥天を加えた八福神めぐりとしているそうです。そんなことは後で知ったことで、大体の場所の見当をつけてジョギングに出ました。
吉祥院(吉祥天)
まずは長房の吉祥院です。船田丘陵の山裾にあります。今日は上までは行きませんでしたが、上まであがると景色が良かった記憶があります。
宗格院(寿老人)
吉祥院から下って水無瀬橋を渡り、ちょっと戻り西八王子駅方面に行くと、千人町の宗格院です。
了法寺(新護弁財天)
宗格院から甲州街道に出て左折すると、了法寺があります。入口に美少女キャラの看板があり、「萌え寺」としてテレビで取り上げられたりするお寺ですね。
善龍寺(走大黒天)
甲州街道から北大通りに分かれ、秋川街道に出て、再び甲州街道方面に行くと、善龍寺があります。大黒天は本堂の中らしく見えませんでした。
信松院(布袋尊)
善龍寺から甲州街道を渡り、南大通りまで行くと、台町の信松院です。武田信玄の六女松姫は織田信長の嫡男・信忠と婚約したものの、両家の争いにより婚約は解消となり、さらに武田家が織田信長に滅ぼされ、八王子に逃れてきて、出家して信松尼となり、創建したのが信松院ですね。
布袋尊は、半地下のようなところに安置されていましたが、中にはまだ入れませんでした。写真もピンボケになってしまいました。
伝法院(恵比寿天)
信松院から南大通りを東に行くと、本立寺がありますが、八王子七福神の赤い幟が立っていません。「あれ、ここじゃなかったのかな?」と、とりあえず中央線を渡り、16号がクランクするあたりの住宅街の中にある伝法院を目指しましたが、ここが一番分かりづらく、若干遠回りをしました。
走りながら「何個回ったっけ?」と頭が混乱してきます。
境内にあった七福神めぐりのマップを確認すると、実は八福神めぐりで、本立寺も入っていることをここで、知りました。本立寺に幟が立っていなかったのは、七福神めぐりの期間が過ぎていたからかもしれません。
本立寺(毘沙門天)
ということで、一度は通り過ぎた本立寺に戻ります。ここも毘沙門天は本堂内にあるらしく、見られませんでした。
金剛院(福禄寿)
最後が本立寺のすぐ近くの中央線沿いの金剛院です。
ちょっとロスしましたが、ちょうど9km 49分45秒でした。あるけば2時間くらい、参拝・見学を考えれば3時間くらいの散歩でしょうかね。
金剛院からそのまま北上、浅川に出て、長沼橋まで走って戻り、明神町の五差路から南大通りを経て、戻りました。
今日のジョグ
21.3km 1時間58分59秒