kokurakoさんのブログ「小倉っ子日記」にはまっている。これまで豊前小倉の小笠原家や細川家について、興味深いコメントを書き綴られて来たが、10月18日よりこのかた菜園場窯に関する検証をされている。非常に興味深く面白い。永尾正剛氏の「豊前上野焼および菜園場窯に関する編年史料」をベースにしてのものだが、関係資料を読み込まれての解説は迫力がある。この様に平易に解説を目のあたりにできる事は幸せである。細川家の肥後入国後の上野氏(アガノ氏)は、山鹿に入り山鹿上野窯を始めるが、この窯は山崩れで崩壊したという。つい先ごろ、窯跡から相当量の陶器類が発見された事が新聞で報じられ、研究もまた一段と加速するものと思われる。八代市立博物館の福原透先生からかって、論文「帰化陶工の実像について-山鹿上野焼陶工の事例を中心に」をお贈りいただいたが、kokurakoさんの研究にリンクして前後の関係がよく理解できる。福原先生の細川家お庭窯「牧崎窯」の研究も興味深く、これも何時の日か窯跡の特定などができることを楽しみにしている。
goo blog お知らせ
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
カテゴリー
- ご挨拶(306)
- 年表(8)
- 論考(73)
- 熊本史談会(159)
- 講演会(49)
- イベント(42)
- 人物(290)
- 先祖附(325)
- 花押(45)
- 熊本地震(176)
- 地図散歩(131)
- 色・いろいろ(29)
- 自分史(25)
- 木下韡村日記(5)
- 細川小倉藩(550)
- 恕斎日録(鶴崎編)(1)
- 私の本棚(6)
- 創作(9)
- 細川家譜(167)
- 史料(2009)
- 古写真(26)
- 俳句(77)
- 家紋(109)
- 有吉家文書(84)
- 旦夕覺書(46)
- 保存(17)
- 展覧会(134)
- オークション(518)
- 堀内傳右衛門覺書(27)
- 侍帳(11)
- 小川研次氏論考(27)
- 沼田家文書(11)
- 催し物(4)
- 熊大永青文庫研究センター(1)
- 掃苔(9)
- 爺の遠吠え(1)
- 歴史(2543)
- 恕斎日録(39)
- 書籍・読書(1058)
- 新聞(114)
- 熊本(830)
- 徒然(2538)
- 随想(9)
- memo(114)
- 些事奏論(22)
- 建築(23)
最新コメント
- 津々堂/■落札しました
- 柴田/■落札しました
- 津々堂/■佐藤家と草野家
- 草野/■佐藤家と草野家
- 荒木幹雄/■「堀内傳右衛門覺書」‐(25)
- 津々堂/■吉原実氏論考御紹介ー『隔冥記』に現れる勧修寺家と飯山佐久間家の交わり(2)
- 津々堂/■難行苦行
- 大原/■吉原実氏論考御紹介ー『隔冥記』に現れる勧修寺家と飯山佐久間家の交わり(2)
- 柴田/■難行苦行
- 津々堂/■「東風」という風
バックナンバー
ブックマーク
- 肥後細川藩捨遺 - 管理人のメインサイト。
- 九州の雄・肥後熊本五十四万石を、237年にわたり統治経営した細川家の歴史と業績をご紹介するサイトです
- goo
- 最初はgoo