鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

Vol.187『私は手本を示したんだよ』(13章)

2007年03月09日 | ヨハネ伝解読






 イエスが弟子の足を洗う場面が続きます。この後まもなくユダヤ教僧侶たちは、ローマ兵にイエスを捕らえさせます。イエスはそういう時が来たことがわかっていてこういうことをしているのです。

 本日の聖句は~


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=聖句=
 「主であり先生である私が諸君の足を洗いました。だからこれからは諸君も互いに足を洗い合わねばなりません」(13章14節)
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~~です。

                    


 イエスはみんなの足を洗い終えて自分の席にもどりました。そして~~

 「私が君たちにしたことが君たちに理解できますか?」

    ~~とたずねました(12節)。更に弟子たちの答えを待つこともなく語り始めました。

 「諸君は私を先生と呼び、また主と呼んでいますね。諸君は正しい。私はその通りの存在だ」(13節)

 「その私が、諸君の足を洗ったんだ。これからは諸君らも、互いにそうし合いなさい」(14節)

 「私は手本を例示したんだよ。諸君らもこうするように。」(15節)

                    


 ---これで、主旨は語り尽くされています。けれどもイエスはこれについては、念を押すようにこう繰り返します。

 「僕(しもべ)は主人より下位な存在だ。メッセンジャーとして遣わされるものは、遣わす方より下位な存在だ。」(16節)

 「(それには間違いはない。だが)そのことがわかっていた上で、なおかつ下位のものの足を洗いなさい。それを実践したら諸君はどんなに幸福になれることか!」(17節)

 ---こういう風に、くどいように見える繰りを返しイエスはしています。それがよほど大切で、しかも守っていき難い、崩れ易いものだからだと思われます。

                    


コメント
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