鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

Vol.21 『ペテロは第三の男だった』(1章)

2004年12月02日 | ヨハネ伝解読
 ヨハネ伝1章の後半には、弟子が決定されていく様が記されています。まず、師匠に「あれこそ創主の子羊」といわれて、イエスについていった二人の内の一人は、アンデレ(アンドリュー)です。そして、彼は兄弟のシモンを誘います。「救い主を見つけたぞ!」と。

 アンデレにイエスのもとに連れてこられたペテロは、イエスのお眼鏡にかないます。イエスはいいます、

 「君はヨハネの息子シモンだな。以後シーファスと呼ぶことにしよう」

 ~~~と。ギリシャ語に訳すとこれはペテロということになるそうです。意味は「岩」といいます。いかつい男だったのでしょうか。

 ともあれペテロは、著者ヨハネによれば、三人目の弟子です。第三の男ですね。そして、アンデレではなく、この男が、著者ヨハネと共にイエスの助さん格さんとして、その両脇を固めることになるんですね。

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 四人目はピリポです。彼は次の日に、入門を許可されます。

 その日、イエスはこれまでいたヨルダン川の東のベタニヤという地から、故郷のガリラヤ地方に向けて出立しようとします。そのとき、ピリポを見つけ「ついてこい」というのです。そして彼もそれに従います。

そのものずばりでかかれてはいませんが、ピリポもイエスの教えに心打たれたに違い有りません。友人のナサニエルを誘うのですから。

 彼はナサニエルにこう告げています。「モーセが律法書に書き、預言者たちが書いてきたまさにその人に出会ったぞ、ナザレのイエスだ、ヨセフの息子だ!」と。
        
 以上の四人は、みな、ガリラヤ湖の北の端にある、ベッサイダという町の出身者でした。今流にいえば、新開地の田舎者ですね。
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