さていよいよ、父の意志が被造界に実施されていくときがくる。
話は空想科学小説(SF)のようになるよ。
<最初の被造物は「天の王国」>
父なる創造神は、まず、通常、天国と呼ばれている空間を創る。
これは正確には「天の創造神王国(Kingdom of Heaven)だ。
御子が王として統治する被造空間だ。
天国は、民主国~民が合意して政治を行う~ではなく、王国~王が単独で統治をする~なのだ。
これは形としてはボールのような球体とイメージしておいていい。
それは宇宙をも含む膨大な球体だ。
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膨大と言っても、被造空間だからその大きさは有限だ。
対して父なる創造神は無限の大きさを持っている。
だから、天国は父の懐の内に存在していることになるな。
<創造神の名と御子の王座>
創造神は、その天国の一角に、自らの名を置き、その下に王座をおく。
王座は、将来御子が天国を統治する際に、座すべき椅子だ。
天国には、いま我々の住んでいる地上のように、政府もあり、裁判所もある。
有罪判決を受けた違反者を収容する牢獄もある。
<天国の民は御使い(天使)>
天国の民は天使だ。
これは御使いともいい、英語はエンジェル(angel)だ。
天使というと日本人は、丸々太った赤ん坊の背中に羽が生えている姿を想像するが、とんでもない。
あれはローマの神話に出てくるキューピットだ。
日本のお菓子メーカーが、勝手にエンゼルマークとかいって商標に用いたので、間違った通念が出来たんだ。
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天使は、後に地上に創られる人間と違って、肉体を持つことがない。
全身霊で出来ている霊的存在だ。
それは火にも風にも変容する「力ある霊」だ。
そうやって様々な姿に変容するが、原型というか基本形はある。
それは人間と同じ姿とイメージしていいだろう。
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今日はここまでにしておくが、最後に聖書にみられる「天国と宇宙と地球の概念図」をここに示しておこう。
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