天使は職分ごとにグループ化され、「命令 ⇒ 服従」の原理の元に働く軍人精神の霊であることは前述した。
<宇宙を創造する>
だがその「服従」行為はロボットのように機械的になされるのではない。
天使には自由意志が与えられていて、服従もその意志によってなされるように創られている。
基本が自由意志によるものだから、職分に従わず、反逆することもあろうる。
創造主は、そうした天使をとらえ、裁きのために収容する牢獄をも天国の一角につくっている。
それが宇宙である。
<地球と人間の創造>
そして、創造主は後に、なぜかその中に地球を創り、そこに人が住めるような環境を整える。
旧約聖書『創世記』の冒頭のこの場面がそれにつながっている。
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「はじめに創造神が天と地を創造した。地は茫然として何もなかった。
やみがおおみずのうえにあり、神の霊が水の上を動いていた。
創造主は仰せられた。「光があれ。」すると光があった。」
(『創世記』1章1-3節)
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以後、創造主はそこに人間を創造していくのだが、ともあれ、こうして創造神と被造物が演じる物語の舞台はできあがる。
いまそうした空間理念の概念図を描いておこう。
天国も宇宙も地球も球体とイメージしておいて差し支えないだろうから、そう描いてある。
(続きます)
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