図はつだけしか描けないのではない。
もうひとつ私は、こんな鳥瞰図も描いてみた。
これはこれでまた独自な方法で、神々全体を鳥瞰させてくれる。
<在物神ゾーン>
まず右側半分から見ていこう。
横軸の下には「在物神ゾーン」とある。
上には、そのゾーンに含まれる在物神の神々が例示されている。
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在物神には、巨木や動物や彫像など、物質に染み込んでいるとイメージされる神々がいろいろある・・・これは前に話したとおりだ。
だがこれらをこのように一つの領域にまとめて図示すると、「ああ、なるほどこれらはみな在物神なんだなあ」と明確になる。
前にも増してわかりやすくなっただろ?
<創造神は唯一者>
左側は創造神のゾーンだ。
非造形的記号、などのややこしい言葉は無視しよう。
あとで必要なときに説明する。
このゾーンには創造神だけが描かれている。
しかも一つだけだ。
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とうしてか?
創造神はただお一人だけしかいないからだ。
二人いたらおかしくなる。筋が通らなくなる。
たとえばもしA。、B二人いるとする。
するとBはAからすると被造物となる。
だってAからするとBは「自分以外の全て」に含まれるのだからね。
「Bよ,おまえはオレが創ったのだよ」となる。
それが道理だ。
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だがそれはBからしても同じなのだ。
Bからすると、Aは今度は「自分以外のすべて」に含まれる。
「Aよ,おまえはオレが創ったのだよ」となる。
ふたりがそう主張したら、ケンカになって収拾がつかなくなるだろう。
だから、創造神は「唯一者」なのだ。
図はそのことも示している。
今回はここまでにしよう。
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