昨年中国山西省で目に付いて買っておいた乾麺。何だかよくわからず、中国出身の同僚に訊くと「わかりません。健康食品みたいです」とのことだった。
中国食品だからということではないが、正体がわからないものを家族と一緒に食べるのは憚られて、まずは鰹出汁をとって独りで食べた。卵を鍋に落すのは昔からの悪い癖だ(治そうというつもりはさらさらない)。蕎麦のような味で、悪くない。翌朝になっても、身体に異変はない。
そんなわけで、日を改めて家族の食卓へ。やはり蕎麦だなこれは、ということで、ネットで調べてみた。何のことはない、蕎麦だった(笑)。しかもダッタン蕎麦。(>> メーカーのHP:重たい)
ダッタンは中国語の韃靼、タタールの意味である。しかし、「Wikipedia」によると、中国では韃靼は差別表現であり、「苦蕎麦」と称するという。確かにパッケージにはそれらしい文字がある。
ところで今日、所用で福岡に足を運んだ。福岡アジア美術館もついでに覗こうかと考えていたのだが、菌でも入ったのか、昨夜からずっと腹を下していて、自宅を出てから帰るまでトイレに7回も駆け込んでいたりして、気力体力ともに萎えてしまった。気休めにスーパーに入った。
目についたのは、「天ぷら」と、沢山のストローで練り物を覆った「すぼ巻」。私の生家がある山口は中国文化圏というより九州文化圏にあり、「天ぷら」といえば練り物の丸天を意味する。「すぼ巻」と呼ぶことは今日はじめて認識した(「すぼ」で巻いていることを言っているだけで、一般的な名称でないかもしれない)。ストローをはがすとき、魚肉も同時に取れてしまったりして、なかなかに細心の技術を必要とするものなのだった。
あまりにも懐かしくて、つい買ってしまった。天ぷらは軽くあぶって生姜醤油で食べるか、うどんに乗っけるか・・・。
「ずぼ巻」というのは、初めて聞きましたが、大阪でも、地元のかまぼこ屋で、このような形状の練り物をみた記憶があります。古くからの店でしたが、後継者不足から閉めてしまいましたが.....。練り物の「てんぷら」、私も大好きです。
「ずぼ」ではなく「すぼ」です(「藁すぼ」の)。大阪にもあるのですね。どこに普及しているのか知りたいところでもあります。
毒見担当なんですね(^^;
「えぞ」ではなく「えそ」ですね。練り物に使われることが多いようです。他にも黒っぽい「いわし」なんかも置いてありました。
いまだ腹をこわしているのは、蕎麦のせいではないと信じたいですが・・・(笑)。
「てんぷら」と「えそ」、カミさんの実家がある佐世保では、両方とも道端で売っています。
「てんぷら」とは、関東で言う「さつま揚げ」ですね。
「えそ」は「かまぼこ」といってます。
美味いんですね、これが。
ときどきごっそり送られて来て、食べた後に大量のストローが残ります。
何かに再利用できないものかと考えたことがあるのですが、結局思いつかず、ゴミになってます。
話は違いますが、佐世保に「佐世保バーガー」はありません。
佐世保バーガーは食べたことがありません、興味津津なのですが。佐世保にはないのですか。逆に九州には、現地にはないトルコライスやシシリアンライスが存在しますね(これも食べたことがありませんが)。
結局、今朝ツマがうどんを打って、あぶった天ぷらを丸ごと乗せて食べました。やっぱり旨いですね。