銀座に出たついでに、写真展をハシゴ。
■ ウィリアム・クライン『TOKYO 1961』(AKIO NAGASAWA Gallery)
巨匠による東京覗き見。バラック、路地、映画の看板、銭湯、花街、皇居前、パチンコ。どうしても異邦人の眼による東京になってしまうのが面白い。
■ ウィリアム・ゴッドリーブ+ジャン・ピエール・ルロア『JAZZ』(リコーイメージングスクエア銀座)
こちらも巨匠。見たことがある写真も多い。困ったことに、キャプションの人名が少なからず間違っている。
ゴッドリーブの写真はライティングもピントもばっちり、それに対して、ルロアの写真はそうではない。どちらも良いものは良い。
もっとも印象に残った写真は、立派な歯のサラ・ヴォーン(ゴッドリーブ)と、チャールス・ロイドのグループ在籍中のお茶目なキース・ジャレット(ルロア)。