東洋文庫ミュージアムの展示に思わず興奮。『山海経広注』、ラッフルズの『ジャワ誌』、杉田玄白訳の『解体新書』、朝鮮通信使の記録『朝鮮聘事』、『ラーマーヤナ』、いちいち楽しい。本という物体は脳のなにかを刺激する。
ここにはマルコ・ポーロの『東方見聞録』が80種類も収められているそうである。前にスリランカの箇所を読んだら、聖なる山スリー・パーダに鎖で登っていて笑ったことがある。たしかに最後はきつかった。他の地域についても、700年以上前に変人が見聞きし妄想した内容を自分の記憶と照らし合わせて読んでみたい。(モンゴルのウランバートルにはかれの銅像があった。)