Sightsong

自縄自縛日記

やんばる(2) ブロッコリーの森のなか

2007-01-04 20:41:20 | 沖縄
沖縄・やんばるには、樹齢30年以上のスダジイ(イタジイ)の自然林が広く残されている。その多くは米軍の演習場のため開発できない、というのも皮肉な話ではある。(「沖縄やんばる・亜熱帯の森―この世界の宝をこわすな」平良克之・伊藤嘉昭著、高文研)

ただ、マングースの増加、米軍によるヘリパット建設、新ダム建設など、現地の方々は真摯に検討されている。外部の私は(環境問題を飯の種にしているからなおさら)、せめて少しでもやんばるの森のいろいろな面を観察し、理解したいと思っている。

常緑広葉樹スダジイはブロッコリーみたいに見える。東村や国頭村で見る森はインパクトがある。



国頭村奥、Pentax LX、77mm/f1.8、TMAX400、Gekko(2号)

しかし、亜熱帯の自然林であるから、中に入ると植物・動物ともに多様である。
イヌビワの幹のとっかかりをふかふかにして、そこに根をおろすシダのオオタニワタリ。これもエコガイドの比嘉さんに教えてもらったことだ。



東村、Leica M4、Pentax 43mm/f1.9、TMAX400、Gekko(2号)

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