Sightsong

自縄自縛日記

バンコクのThavibuギャラリー

2011-02-26 14:28:41 | 東南アジア

バンコクの宿で、「bam / bangkok art map」という月刊のパンフレットを見つけた。さすが大都市、こういうものがあると話が早い。空いた時間に、いくつかのギャラリーが入っている大きな商業施設シーロム・ギャラリアに出かけた。とは言っても鍵がかかっていたり搬入作業をしていたりして、なんだかあまり活気があるとは言えない空間である。その中の「Thavibuギャラリー」も、ちょうど主人の女性が鍵をかけて出かけようとしているところだった。ああっと言うと笑って入れてくれて、立派な卓上カレンダーまで貰ってしまった。

名前の通り、ここはタイ、ヴェトナム、ビルマ(ミャンマーは軍政による国名)の現代アーティスト作品を展示している。生活風景の絵もカリカチュアライズされたユニークな作品もある。ざっと見て良いなと思った作品は2点とも抽象画。

ファム・アン・ハイ(Pham An Hai)はヴェトナムのアーティスト、タイトルは「Past and Present」(>> リンク)。

クリットサナ・チャイキットワッタナ(Kritsana Chaikitwattana)はタイのアーティストであり、展示してあったのは「The Eye」というミクストメディア作品(>> リンク)。台湾、韓国、スペインでも個展を開いたことがあるらしい。

東京都現代美術館『東南アジア1997 来るべき美術のために』という良い展覧会が開かれたことがあって、まだ印象に強く残っているのだが、それから十数年経っても日本にはさほど「来て」はいない。できればもっと探索してみたいところだ。

ギャラリーを出てから隣のラオス料理店「Cafe de Laos」に入った。2008年にビエンチャンで食べた米の麺が旨かった記憶があり(>> リンク)、麺はあるかと訊いたが、なかった。生春巻はあるかと訊いたら、ない、それはヴェトナムだと笑っていた。そんなわけで揚春巻を食べた。

明日から今年3度目のバンコク。


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