日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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猪瀬直樹 「土地の神話」(新潮文庫)

2007-12-10 21:49:40 | 本・映画・展覧会
 ちょっと厚めの本で、おまけに地図をイメージしながら読んでいたので読み終わるのに時間がかかった。

 話は田園調布に始まる。「大」渋沢んトコのぼんくら坊ちゃんが始めたユートピアなんだそうだ。そして都心から田園調布に至る交通としての鉄道の発展史、そしてそれを乗っ取った東京の私鉄王、五島(強盗)慶太の物語へと展開してゆく繋ぎ方は見事。

 著者は現在、東京都副知事である。少し前は道路公団民営化の委員として結構目立っていた。そういう姿とこの本とは結びつきそうにもないが、仮に都市のインフラというジャンルに筆者が多大な関心を寄せているのであれば、それもむべなるかなと思えるものである。

 この本を読むと、関連して読みたいテーマ(対象)が出てきた。そうしてHPのリンクを辿るように本を読んでいくのが最近の自分の読み方。面白い本ほど色々なリンクがイメージできる、そんな気がする。結果として同じジャンルの本ばかり読むことになっても仕方がない、それが自分の「関心空間」なのだから。

 2007年12月7日 研修帰りの新幹線車中にて読了
コメント
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