お隣の土門拳入賞作品と違い、「分かりやすい」作品展である。撮影地は長野市、しかも善光寺の周辺とごく限られた範囲。ちょっと歩いたことのある人なら「この道知ってるかも…」ただし、大通りはない。タイトル通り、クルマはおろか自転車やバイクでさえも通行の怪しい路地ばかりが延々と写されている。
これが中々おもしろい。何気ない路地も写真でじっくり見れば建物や周囲のものに懐かしさが漂っていたり、路地の向こうに再開発の影が見え隠れしたり。いつも足早に通り抜ける旅をしている自分だからこそ、こうして「立ち止まって見る」スタイルには感心してしまう。
高戸さんご本人がいらっしゃったのでお話したのだが、転勤のあと長野にほれ込んで移住されたのだとか。撮影で待つのは基本的に5分まで(それ以上は不審者と間違われる惧れが…)。機材はほとんどがNew FM2 + Nikkor 50mm F1.4、多くがf11の1/500秒。そのほか、長野市とその周辺、首都圏からの移住者が多いことなど、撮影以外のことも色々な話を伺ってしまった。
実は高戸さん、長野電鉄木島線の終焉を記録し「ありがとう木島線」という本に纏められていた。あーこの本知ってる!…という意外な出会いでもありました。
「ありがとう木島線」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E6%9C%A8%E5%B3%B6%E7%B7%9A-%E9%AB%98%E6%88%B8-%E4%BA%8C%E4%B8%89%E7%94%B7/dp/4797424958
2011年5月29日 新宿ニコンサロンbisにて
これが中々おもしろい。何気ない路地も写真でじっくり見れば建物や周囲のものに懐かしさが漂っていたり、路地の向こうに再開発の影が見え隠れしたり。いつも足早に通り抜ける旅をしている自分だからこそ、こうして「立ち止まって見る」スタイルには感心してしまう。
高戸さんご本人がいらっしゃったのでお話したのだが、転勤のあと長野にほれ込んで移住されたのだとか。撮影で待つのは基本的に5分まで(それ以上は不審者と間違われる惧れが…)。機材はほとんどがNew FM2 + Nikkor 50mm F1.4、多くがf11の1/500秒。そのほか、長野市とその周辺、首都圏からの移住者が多いことなど、撮影以外のことも色々な話を伺ってしまった。
実は高戸さん、長野電鉄木島線の終焉を記録し「ありがとう木島線」という本に纏められていた。あーこの本知ってる!…という意外な出会いでもありました。
「ありがとう木島線」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E6%9C%A8%E5%B3%B6%E7%B7%9A-%E9%AB%98%E6%88%B8-%E4%BA%8C%E4%B8%89%E7%94%B7/dp/4797424958
2011年5月29日 新宿ニコンサロンbisにて