2025年最初の旅行は国内、18きっぷ利用で雪の東北へ3日間。暫く乗っていないローカル線と、数年後の廃止が発表された私鉄に乗るだけの旅。しかし出発時点で行程に含まれる奥羽本線の大館~弘前間が大雪で不通の運転再開未定、代行バスなしとなっており不安な旅立ち。
1月6日夜、自宅周辺は午後から本降りの大雨。バスターミナル東京駅八重洲からMEX社便で岩手県の宮古へ。このバスターミナルは初利用。殺風景だが東京駅八重洲口から地下道で直結なのは便利。開業したら従来の鍛冶橋発着便が全部シフトするのだと思っていたら全然そうならず、なんだかなあ。バスはリクライニングが深く、良く眠れた。ただしトイレ付車両なのに夜中の休憩アナウンスはいただけなかった。
1月7日早朝、宮古に10分早着。駅から少し歩いた牛丼屋で朝食し、ハンバーガーショップでコーヒーを飲み、18きっぷ使用開始。昨年末に災害から復旧した山田線で盛岡へ。以下、例によって列車単位で書いてゆく。
【第1列車:宮古→盛岡(キハ110x2、ボックスシート)】(写真上左)
最初の列車は1日1本(上り)の貴重な快速「リアス」。宮古は無雪だったが山間に入るにつれ周囲が白くなり、区界のピークは真っ白。しかし盛岡へ下ると再び無雪に。途中は崖崩れの警報装置らしいワイヤーつき柵が真新しい区間、この時期でも河川工事など行っている場所があり、ここら辺が不通区間だったのだろうと思いながら車窓を眺めていた。盛岡近くになるまで、2両に10人程度しか乗っていなかった。
【第2列車:盛岡→北上(701系x2、ロングシート)】(写真上中)
見た瞬間にイヤになる701系に乗車。風情はないが幹線らしい走りっぷり、たぶん100kmくらい出ている。やはり花巻、北上で大勢降りた。
【第3列車:北上→横手(キハ100x2、ボックスシート)】(写真上右)
この線は冬場に乗ったことあったかな?しかも北上するのは?この列車も閑散。ほっとゆだ辺りは錦秋湖の眺め良いが一気に気温が下がって窓が曇った。この列車も山田線同様に閑散、なのにワンマン運転ではないのは、雪で運行障害があったりした場合を考えているのだろうか。
【第4列車:横手→秋田(701系x2、ロングシート)】(写真下左)
横手から奥羽本線で秋田、乗り換えて弘前。この辺りも随分ごぶさたの区間だ。冬の雪国、雪で反射音が吸収され、ゴトンゴトンと鈍い響きばかりが車内に響くのは嫌いではない。
【第5列車:秋田→大館(701系x3、ロングシート】(写真下中、右)
秋田から先は闇の中。この列車で県境を越え弘前まで行く予定だったが、「大雪による多数の倒木や設備障害のため運転とりやめ」(JR東日本)とのことで手前の大館止まり。幸い弘前以北へ進む行程ではないため、明日の行動にはほぼ影響しない。
弘前の宿は前日一報しておいたので無料でキャンセルでき、大館の宿は運転状況が確実に判明した秋田駅で予約した。多数の倒木や施設障害で復旧は11日朝予定とのこと、相当たいへんな状況のようだった。
[大館ロイヤルホテル 泊]
【1/6(月)】
BT東京八重洲 2135
(MEX盛岡宮古便)
[車中泊]
【1/7(火)】
宮古 0645(-10分)/0919
(快速リアス)
盛岡 1141/1154
北上 1249/1342
横手 1455/1504
秋田 1612/1648
大館 1841
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