日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】鬼丸昌也・小川真吾著 「ぼくは13歳 職業、兵士」(合同出版)

2015-10-03 06:45:17 | 本・映画・展覧会
 少し前に観た映画「風に立つライオン」の劇中に、アフリカの民族間紛争に巻き込まれ銃を取る少年達が登場した。そういう少年達を扱った本があるよと知り合いが貸してくれたのが本書。

 こういう少年達のストーリーはパターンが決まっていて、紛争のさなかに誘拐され強制的に兵士に仕立て上げられるのが大半。あとは親を殺され行き場を失くし、衣食住を保証するからと組織にリクルートされるか。アフリカだけでなく中東あたりのイスラム兵士でも同じような話がある。衣食住を保証するからと言う点では例えば米軍だって大差ない。学費が得られるからと志願する貧困層出身兵は少なくないそうだから。

 で、本に書かれた事実を信じるとして(多少は事実と異なる点があるかもしれないが基本的にウソはないだろう)、その後どうしたものですかね?そういう事実があることを知っただけで事足れりでない人は。さすがに現地へ飛んで何かするというのは大変そうなので、そういう人たちを支えると言うのは一つのアイディアだと思う。カネで逃げるのかと言われればそうなんだけど。例えばこんな団体があるようです。私はどこのヒモつきでもありませんので念のため。要は何も行動してないってことです。ごめんなさい。

 テラ・ルネッサンス https://www.terra-r.jp/
 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン http://www.ftcj.com/
 アフリカ平和再建委員会 http://www.arc-japan.org/jp/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする