タイトルに偽りあり!?「環境破壊」も「いじめ」も、殆ど出てこない。とは言え、そこに至るまでの人々の共通的な行動様式について述べてあるのだから偽りありと言ってはいけないだろうか。
そう、本書は行動心理学および統計学(行動における利益期待値)について延々と書かれている。正直ちょっと飽きる。さまざまな条件の下で人々がどう行動するか、なのだが、その結果どうして「分かっちゃいるけど止められない」かを解明する。それが環境破壊であったり、いじめであったりするわけだ。
残念ながらこれと言う解は示されていない。当たり前だ、示されていれば地球はユートピア化まっしぐらであろう。なので我々は「社会的ジレンマ」を感じつつ、100点満点ではない現実に折り合いをつけながら生きてゆくのだ。なーんだと言う結果かもしれないが、そこ(行動)に至る過程の学術的な説明を知れば、少しは納得もできようというものである。
2018年1月31日 通勤電車にて読了
そう、本書は行動心理学および統計学(行動における利益期待値)について延々と書かれている。正直ちょっと飽きる。さまざまな条件の下で人々がどう行動するか、なのだが、その結果どうして「分かっちゃいるけど止められない」かを解明する。それが環境破壊であったり、いじめであったりするわけだ。
残念ながらこれと言う解は示されていない。当たり前だ、示されていれば地球はユートピア化まっしぐらであろう。なので我々は「社会的ジレンマ」を感じつつ、100点満点ではない現実に折り合いをつけながら生きてゆくのだ。なーんだと言う結果かもしれないが、そこ(行動)に至る過程の学術的な説明を知れば、少しは納得もできようというものである。
2018年1月31日 通勤電車にて読了