日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】杉浦一機著 「進む航空と鉄道のコラボ 空港アクセスが拓く交通新時代」(交通新聞社新書)

2018-04-09 20:33:23 | 本・映画・展覧会
 町中に住んでいると、空港ターミナルビルの直下に列車が乗り入れていて濡れずに乗り換えられ、目的地近くまで素早く移動できれば…と思ってしまう。少し前まで、それが当然だと思っていた。海外も多くの都市空港でそうなっているし。本書もそういうノリで書かれているように思う。

 だが最近、日本各地の空港において、その方程式が成り立つ空港はあまり多くないのではないか、そう思い直すようになった。だって地方空港の利用客数があまりに少ないんですから。海外の例だって香港とか仁川とかフランクフルトとかアムステルダムとか、国を代表する都市の空港でしょ?1日に10便程度、737やA320クラスが発着する空港の利用客を運ぶのに果たして鉄道は本当に有用か?

 仮に空港から列車に乗れたとして、目的地が駅前じゃなければ結局もう1回乗り換えなければならない。それがバスだと思い切り連絡が悪いかもしれない。地元の人間なら家族や友人に頼んでクルマですよね。グループならタクシー相乗りしたって良いし、空港からレンタカーで回れば良い。それではインバウンド観光客など困るだろうと言う筆者は、大半が団体で来て現地では観光バスを仕立てるという図式を忘れているようである(もともと著者の言動には賛同できないものが多いのだ)。

 一見もっともな意見だと思うのだけど、現実やっぱりペイしないんだろうなと思う。経済的に成り立たないのであれば例えば自治体だか観光庁だかが金銭的テコ入れをしなければならないが、そこには踏み込んでいないので、素人考えから大きく進化した内容ではないなと思った。それにしても、羽田アクセス線整備はどうなるんでしょうね?こういう話って、利用客のたあめに整備したいんだか建設業者のために仕事つくりたいんだか判らないし。

 2018年3月27日 通勤電車にて読了
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2018年3月31日 クルーズ&BBQ 2018

2018-04-09 06:56:43 | ノンジャンル
 もう長年やっている、飛行機好きが縁で始まったパーティー。例年4月上旬の開催なのだけど、今年は事情により3月末日の開催に。事情と言えば今年は諸事情(と言うか諸々の思い)により、「永久幹事」の座を返上して一参加者として末席に加えて頂きました。とは言え間際になって会計担当の要請が来たのですが。

 今年は春の訪れが早く桜も満開、花冷えの雨に降られることもなく快晴高温。風も強まらず、一昨年を上回るグッドコンディションでクルーズもBBQパーティーも例年以上に盛り上がった気がします。多くの方々からの様々な差し入れも嬉しかったですね♪

 ただし自分はさほど飲んだとも思えないのに帰宅時は電池切れのロボットよろしく落ち(寝)まくり、夜になってもグダグダのままでした。吐いたりアタマ痛かったり二日酔いとかは全くなかったのですが、酒に弱くなったと言うことなんでしょうか。単なる寝不足だったのでしょうか。

 主催者である御大から「来年もやるぞ」宣言が出たので、楽しみが消えずに済みそうで良かったです。
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