日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】所 正文、小長谷陽子、伊藤安海著 「高齢ドライバー」(文春新書)

2018-04-11 20:06:22 | 本・映画・展覧会
 オートマ車が増えたせいだろうか。バス路線の廃止が増えたせいだろうか。敢えて記事に取り上げているせいだろうか。しょっちゅう、高齢ドライバーが人を刎ねたり店に突っ込んだりする事故が報道されている気がする。幸い母は免許失効のタイミングで返上し車を手放してくれたので、いつか加害者になるかもと言う不安はなくなった。

 本書で高齢ドライバーの特性が良く解った。特性と言うのは運転特性(一時停止違反が多い、等)だけでなく身体特性(視野欠損が多いとか、複合条件の時の判断が鈍くなろ右折時事故が多いとか)や免許返納に対する抵抗とかも含めて。とは言え、「対向車のドライバーは高齢者みたいだからいきなり右折してくるかも」なんてできませんけど。

 で、対策については幾つか述べているが決定打はなし。高齢運転者への注意喚起や免許更新時の認知症検査などについては述べられているし、それだけでなくペダル踏み違えをした時に飛び出さない自動車とか、逆送をしにくくする道路構造とか、実例を挙げながら纏められてはいるのだが。

 一つだけ。危ないからと免許を取り上げてしまうことで楽しみにしていた運転が出来なくなり、生きがいをなくすお年寄りもいるので対応は慎重にと書かれているし世間にもそういう主張があるが、それについては反対である。検査で運転に適さないと診断された人には運転させちゃダメです。80の年寄りの生きがいを大事にして3歳の子供の命を奪ったらどうするんです。

 本書を読んで、先年82歳で免許更新を行わず返納した母を偉いと改めて思った。最近ちょっと病院通いをしているが、オンデマンドなバスなので日々通り道が違い、時間はかかって仕方ないが(マイカーなら10分のところ小一時間とか)色々な景色を見られると思うことにしたと言っていた。

 2018年3月30日 通勤電車にて読了
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2018年4月4日 夏色

2018-04-11 06:58:34 | ノンジャンル
 本日のブログタイトル関連、ニューアルバム発売だそうで久々に「ゆず」を聴いてみようかと思ったり…

 今日は暖かいを通り越して暑かったですね。午後半休を取りまして、運転免許センターへ国際免許の発給申請に行きました。センターまで行けば即日交付なのは便利です。申請から交付まで30分もかかりませんしね。あ、中型免許の8t限定解除について訊くの忘れた…。

 駅からセンターまでの道、久々に聞く鳥の声。えっと思って見上げたら本当に、電線にツバメが。桜の花も散りきっていないのに、早すぎませんか?まぁ好きな鳥なんで良いですが。前の車庫の建物が壊されて、ウチの近所にはもう来ていないのかなあ。

 ツバメに促され、冬物と夏物を入れ替えました。コートにスーツ、セーターはクリーニングに。盛大にお金が消えました。押入れにある着なくなったブレザーとか、どう処分しよう。減らしたつもりがまだありました。
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