日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】中上健次著 「岬」(文春文庫)

2023-11-27 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 貧しい家族の有様を描いた自伝的小説のタイトル作品と、ほぼ同じ設定で少し時代や切り口が違う作品が収録されている。著者の代表的な「三部作」の第一作。

 物理的に貧しいことは、精神的な貧しさをも生むと痛感させられる。生活が苦しければ学問する時間もなく、教養も身に付かない。そういう世界から這い上がるのは並大抵の努力ではできない。日々生きるのが精一杯で、中には精神を病む人も出てくるし、DVや喧嘩沙汰も日常茶飯事。やはり「人間らしい暮らし」を営むためには、ある程度の豊かさが必要と言うことだ。

 作品の主人公が、物語の以降どういう人生を送ったか気になる。それが第二作、第三作に書かれているのだろうか。読まねば落ち着かない。

 2023年10月27日 人間ドック受診の病院にて読了

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【映画】北極百貨店のコンシェルジュさん

2023-11-27 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ご来店されるお客様は動物、しかも絶滅危惧種や(なぜか)絶滅種が多い不思議な客層。そうしたお客様にサービスするのは人間と言う、何とも皮肉な設定。そこで働き始めた新米コンシェルジュの奮闘をコミカルに描いた作品。舞台が「斜陽産業」となっている百貨店と言うのも暗喩があるように思える。

 次から次へと登場する動物の種類を愉しむのも良いが、本作の意義は「サービスとは」と、「動物と人間との関係性とは」なのだろう。おっと、多様性と言う観点も必要か。と言ってもしかめ面して観る必要などない。主人公の一挙一動にハラハラし、お客様の笑顔にホッとすれば心が温まる。

 アルバイトでクルーズ客船のお客様対応をしている昨今、とても考えさせられるところが多かった。

 2023年10月26日 川崎・チネチッタにて

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2023年10月26日 ようやくワクチン接種(5回目)

2023-11-02 20:00:00 | ノンジャンル

 ようやく、5回目のワクチン接種を受けた。

1回目:2021年9月2日
2回目:2021年10月5日
3回目:2022年4月5日
4回目:2022年10月27日

なので、ちょうど1年ぶりの接種となる。接種券は春先に来ていたのだけど、予約しようとすると年齢および基礎疾患の有無で「後回し」のグループになっていたのは、喜ぶところか。

 接種は過去に倣いファイザー製、ただし今回は「XBB1.5」という種類に変わっていた(こちら)。何だかよく解らないけど、まあファイザー製で統一して受けてるってことで。接種そのものは過去と何ら変わらず。副反応は?夜から翌日まで、接種された腕に痛みが出た。発熱はなし。

 自治体によるワクチン無料接種は今回が最後だそうで、今後もし接種するなら自腹となる。インフルエンザ予防接種と同様に、毎年1回くらい打った方が良いものなの?厚労省のWebページをちょっと見た限りでは、まだ何も書かれていないようだった。

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2023年10月26日 【食べ物】川崎・横崎家

2023-11-02 13:00:00 | 食べ物・飲み物

 「駅からハイキング」を歩いた寒川から川崎に戻り、午後はワクチン接種。その合間に昼食。今日のタイムマネジメントは完璧で気持ちが良い。旧東海道のチネチッタ裏あたり、数軒のラーメン屋がある。すべて訪問済みと思っていたが本店は記録(記憶)にないので入ってみた。

 スープは店で炊くのではなくチェーンで配送されてくるものを温めるシステムっぽい。ちょっと量が少なくないか?飲み過ぎ防止の親心と理解する。麺は家系らしくなく、四角くかなり太め。もっちりした食感、これなら柔らか目に茹でて貰っても良いかもしれない。堅めにすると、二郎系になってしまいそうだ。ほうれん草は多目でうれしく、チャーシューは薄いのが1枚だが炙ってあり悪くない。海苔は大き目、つい無料のライスに手が伸びる。

 麺とスープの量のバランスが悪いのが気になったが、まあ悪くない一杯でした。正統派家系ファンからは歓迎されないとは思うけど。ところで店名は横浜と川崎からつけたのだろうか?大陸系の店主に尋ねれば良かった。

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2023年10月26日 【ハイク】駅からハイキング#0223004 映え×2「さんぽ」~相模川八景「寒川宮山の富士」と廃線跡を訪ねて~

2023-11-02 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 来月は殆ど時間が取れないため、駅ハイウォークの踏破を急ぎます。開催期間が今月末までのコースを優先し、今日は茅ケ崎で乗り換えた相模線の寒川に来ました。駅近くの観光案内所が開くと同時にエントリー、コースマップを受けてスタート。案内所内には寒川支線時代の資料などが展示されており、専用の小冊子まで。意外と大事にされているなと感心。

 コースは宮山駅近くまで北上し、相模川に沿って南下し、旧寒川支線跡を辿った後に戻って来るもの。大きなポイントは数カ所。

 寒川神社は相模国一之宮だけに立派なたたずまい(写真左上)、七五三らしく着飾った女の子を連れた家族が何組も。案内所で貰ったクーポンで記念品(一筆箋)を頂きました。相模川沿いの土手はサイクリングコース、半袖Tシャツで歩けるほどの陽射しで、この時期でも日焼けしそう。大山や箱根は見えたけど、残念ながら富士山は拝めず。

 旧寒川支線の終点・西寒川駅跡の碑(写真左下)には海軍工廠の文字も。調べてみると一帯は広大な海軍の工場で、有毒なイペリットガス(マスタードガス)を生産していたそう。物騒な場所だったんだ。そこからの緑道は、確かに線路跡の幅ではあるけど整備された歩道が敷地内を蛇行しているのと、木がけっこう枝を伸ばしてかぶさっており廃線跡のイメージは薄目。それでも途中に線路が残されており(そのレールの製造時期は明治大正昭和の3元号に跨り、学術的には貴重な遺産)、ぽつんと車輪が置かれたりして往時を偲ぼうという意思が感じられた。

 水道記念館はかつてのポンプ室の建物をリノベーションしたもの、前には当時の水車と発電機のセットが置かれている(写真右)。地元の小学生の社会科見学コースになっており、生徒たちに合わせた展示内容となっていた。ここでまた、クーポンで記念品(お茶パック)を頂く。

 2時間半で踏破。寒川神社も過去に来たはずだが記憶になく、今日のコースは目新しいものばかり。暑すぎるほどの天気で気持ち良く歩けた。

 本日の歩行距離:約9.0km
 駅ハイ通算距離:約49.0km

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【映画】アリスとテレスのまぼろし工場

2023-11-01 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 異世界、と言うかパラレルワールド?に閉じ込められた人々の絶望と希望を、14歳の少年少女たちを主人公に描いた作品。

 脚本・監督は「秩父三部作」など実績の多い岡田麿里で、そう言えば確かにそうだと思う、何かに縛られ動けず自由を渇望する若者の姿を描いた作品と言うスタイルには共通する部分を感じる。鬱屈感で息苦しい作品なのは当然のことか。その舞台描写は素晴らしい。細かく描き込まれた、主な舞台となる製鉄工場プラントの巨大さと繊細さ、輸送鉄道の設備や車両の重厚さと使い込まれた感じ、陽射しの角度による陰影の変化、新海誠作品でも感じたリアル感があった。

 本作のエンディング曲「心音(しんおん)」を歌うのは中島みゆき。久しぶりに聴いた気がしたが、みゆき節全開。ただ、もともとお婆ちゃんっぽい声質だなと思っていたのがすっかり進行してしまっているのがちょっと寂しい。そりゃ御年71歳だもの。ツボを心得た瀬尾一三のアレンジ、こちらも御年76歳。全盛期から二人を知っている者には、落ち着けるサウンド。

 ところで、本作は国内あちこちにモデルがある。舞台となった町は釜石市だろうと、地形から容易に想像がつくがそれ以外にも埼玉県のあの山とか、奈良県のあの鉄道橋とか色々とある。そんな中で特に気になったのは、登場するディーゼル機関車。日本にこんな車両あったかなと思うほど特徴的なスタイルで、ちょっと調べたところやはりアメリカに出自があった。うーん目が肥えてるな自分(笑)。詳細に調べたマニアのサイトも既にあり、その努力には敬服だ。

 観に行くのが遅くなり、公開最終週に滑り込み。ネットで様々な評価や岡田監督の評伝を読み、暗そうでちょっと気後れしていたのだが、確かに楽しい作品ではなかったが、良い作品だと思った。

 2023年10月25日 川崎・チネチッタにて

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(Live)日吉大雄 「Hapopy Lucky イイじゃNight Vol.2」

2023-11-01 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ

 本年6月いらい2度目の日吉さんイベントに、今回もお邪魔し途中でMCも仰せつかりました。サックス&フルートに武田和大(かずひろ)さん、ボーカルにAyako(松本文子)さんも参加してのメンバー編成。フードは各自で用意、お酒はお店でと言うパーティーっぽいシステム。前回と同じ3部構成、セットリストは以下の通りでした。

【第1部】日吉さんコーナー(6曲)
日吉大雄(b)、武田和大(sax/fl)、Ayako(vo)
・Happy Lucky イイじゃない!
・星が瞬く夜に(vo.Ayako)
・真夜中のドア(vo.Ayako)
・Feel like making love
・A Little Party

【第2部】フレンズコーナー(3人5曲)
・西川伊都子さん(ソロギター)
・通り名「オビー」さん(ボーカル)
・肥後功輔さん(ソロギター)

【第3部】日吉さんコーナー(6曲)
・卒業写真(vo.Ayako)
・「あ」で始まる言葉(vo.Ayako)
・Spain
・神田川
・ハナミズキ(vo.Ayako)
・My sweet lover

【アンコール】
・Just the way you are
・Let's go Happy Friday
(「Ikiteku Monday Sakaba」の曜日変更バージョン)

 武田さんの演奏は久しぶりに聴いたのだけど、セッションや劇伴などひっぱりだくなのも納得の上手さ、器用さ。そして柔らかく物腰低く、空いた時間には客席で一緒に談笑でいる気さくさ。素晴らしいです。Ayakoさんのボーカルは安定度が増しています。

 そして第2部、冷や汗ものでMCを務めましたが、鉄弦の西川さん、ナイロン弦の肥後さんのギターはまずます素晴らしかった。そしてオビーさん(音楽活動はされていないので、通り名でご紹介)の熱唱が印象的でした。

 一方客席では、ポットラックパーティー的に持ち込まれたあれこれのフードを美味しく頂きました。自分は手ぶらで行き、他の方々が持ち込んだフードを見てから被らないものを近所のスーパーに買い出しに行きました。冷凍そらまめは特に好評でした。ワインが進む、進む。

 今回は音源持ち込みで、少しリズムが入ったりメロディが流れたり。便利な世の中になりましたが、とは言えこれを作るのには日吉さんも時間を割かれたことでしょう。新しいことにチャレンジしたいと言う意気込みが伺えました。

 次回は2024年2月の予定とのこと、イベントが継続開催されるようで楽しみです。

 2023年10月24日 四谷三丁目・ソケースロックにて

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