A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(36)オペラ セビリアの理髪師

2012年07月06日 17時31分05秒 | パリのアパルトマン
6月10日(日)



家から徒歩5分のマルシェ 毎木・日曜日に開いているが
日曜日の方が出店者が多彩である。





我々のパリ滞在予定からして今日がマルシェ買出し最後の日となる。
なじみのミュージシャンも来ている。

友達への土産に24ヶ月物のミモレットの塊を購入。
1キロは24・75ユーロという表示。
大玉の半分、1.375キロを34・31ユーロで求める。
ミスター・マスダの手ではとても切れそうもないので
それをまた半分、都合四分の一ずつに店の人に切って貰う。
友達に一つ、自家用に一つという事。






友達に贈るミモレット 、約700グラム 日本円にすると1700円ほど。
因みに日本での同質のミモレットはい1キロ15000円から18000円という事を
帰国してから知る。

足の先に鈴をつけシャンシャンとリズムをとっている


今日買った食材の中で「ラングスティーン」に期待している。
形の変わったトマトの方が日本のトマトの味がする。
牡蠣やキロ40ユーロの牛肉もあったが買わなかった。
たぶん美味しいはずだ。
家から5分のところでマルシェは開かれているので
我が家では大変便利な存在である。







パンについて。
いわゆるフランス・パン、バゲットといおうか、パリ到着以来色々試しているがミスターマスダと好みと一致しない。
パンの肌理が細かく上等なのだろうが日本のポンパドールのバタールのような
「周りが硬く焼け内部は気泡が大きくしっとり」という訳には行かぬ。
しいて言えばスーパーのパンが一番近い。
この間ピラミッドのカフェで出たパンはポンパドールのそれに近かった。
多分安いパンが口に合うのだろう。
なお列車で朝飯代わりに食べるために買った「ポール」の菓子パン
パン・オー・レザンは美味かった。
ポールは日本の店ほど高級感は無く屋台売りもやっている。

マルシェで仕入れたローストチキンでランチの後
バスチーユの新オペラ座のマチネーに向かう。







開演は午後2時30分少し早めに出掛けて劇場の内部を観察。


















新オペラ座はガルニエ・オペラと比べ機能性を重視したコンテンポラリー。
年代が経ってガルニエのように評価されるか?
今日の出し物は「ロッシーニのセビリアの理髪師」
観客は殆どフランス人でスーパーもフランス語のみ。

ストーリーには付いて行けなかったが
出演者の芸術性の高さは理解できた気がする。
古典であるが最近の歌舞伎のようにお遊びに
現代を取り入れている。
サッカーボールが投げ込まれたり
10番のユニフォームが出てきたり
サッカー好きのフランスである。















5時30分ごろ終演。家まで徒歩10分で帰宅。

家での夕食は朝マルシェで購入したラングスティーン手長海老のボイルド
簡単にマヨネーズで頂く。