ヤマボウシの実が色づきだした。6月の十字の白い花の時期から約3ケ月、ヒヨドリの嬉しそうな鳴き声が聞こえてくる。
街路樹などに利用されているからすっかりなじみのものであるけれど、まだこの実を口にする人は多くないのだろうか。昔は山の子供のおやつであったという。
昨年ある小学校の3・4年生20人ほど連れて雪国植物園を散策したことがある。ここにも沢山移植されているから、訪れたときは赤い実が鈴なりで子供たちに体験させるのに好都合であった。ほとんどの全員が初体験で実の甘さに感激していた。むやみやたらと野にあるものを口にするのは考えものかもしれないが、味わうことも自然観察の大事な手法である。
街路樹などに利用されているからすっかりなじみのものであるけれど、まだこの実を口にする人は多くないのだろうか。昔は山の子供のおやつであったという。
昨年ある小学校の3・4年生20人ほど連れて雪国植物園を散策したことがある。ここにも沢山移植されているから、訪れたときは赤い実が鈴なりで子供たちに体験させるのに好都合であった。ほとんどの全員が初体験で実の甘さに感激していた。むやみやたらと野にあるものを口にするのは考えものかもしれないが、味わうことも自然観察の大事な手法である。