小道の脇にジンバイソウが10株ほどかたまって生えていた。ブナの森にときどき見るものだが、個体数が多いものでなく希少種扱いされている。花全体がとても地味で、薄暗い林の中ではそう簡単に見つかるものではない。園芸用に採取するほどの価値もなさそうなので乱獲などでの減少は考えにくいが、森林開発などで生活する環境が減少しているということはあるだろう。
ジンバイソウを「銀蠅草」と書くのだそうで、可愛そうな名前をつけられたものだと同情してしまう。
ジンバイソウを「銀蠅草」と書くのだそうで、可愛そうな名前をつけられたものだと同情してしまう。