森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ハナイカダ 雄花

2013年12月24日 | 自然観察日記
ハナイカダもありました。先日、八石山で見た葉っぱだけのものよりは実物の花の比較の方が面白いので再び登場です。雌雄異株ですから雄花と雌花を見るのは少し動き回らなければなりません。雄花は葉の中央ほどに数個の小さな花が付いていますから、この複数の花を目印に探します。花弁は4枚のはずですが老眼が入った眼では確認できませんでした。

ハナイカダ 雌花

2013年12月24日 | 自然観察日記
雌花は葉の中央に一つの花しかついていません。同個体の隣の葉には複数個の花が付いているということはありません。花を載せる葉にはどれも一個の花が付いているのです。地味な花ですが面白い習性をした種ですから忘れ難いものになります。

ホウチャクソウ 奇形花

2013年12月24日 | 自然観察日記
ホウチャクソウも自生しています。ところがその群落に奇形の花が混ざっているのがちょっと気になりました。福島=放射線の影響という思いが脳裏をよぎります。しかし、このような奇形花は場所が定かではないのですがかなり前に越後のどこかで見た記憶があります。奇形のタイプも同じパターンで花弁が一部平たくなっていたと思います。この花、花弁作りに障害を起こしやすい性質があるのかもしれませんね。それを誘発するのが放射線であったりする?可能性はあります。