森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

菅平に広がる銀色の圃場

2013年12月27日 | 風景
今日からしばらくは、比較的古くからのリゾート地菅平高原に出向いた時の観察を取り上げます。この地は、学生時代にスキー教室で何度か訪れてはいるのですが、グリーンシーズンは経験がありません。街並みも記憶のものとまるで合わなく全く新しい土地にいる感じです。良く宿泊したロッジが見当たらず時の流れを感じさせてくれます。
この地にある湿原を観察するべく訪れたもののかなり乾燥が激しく期待していた景観には程遠いものでした。やはり、周囲の開発が進みいやおうなしに人の働きかけが乾燥化に拍車をかけているような気がしました。その典型的な景観がこの高原野菜を作る圃場でしょうか。かつて樹林地だった斜面にまぶしいくらいに広がる銀色の平原。遠くからでは何かわからず、車で走ること数分、広大なビニールシートの畑でした。近づいて高原野菜を作る圃場とようやく理解しました。初めて見る光景でしたから最近の営農の方法がいろいろ進化しているのだと知らされましたね。新しい土地に出かけることは新たな知識を身に着けるにはいいことです。

銀色の圃場 接近

2013年12月27日 | 自然観察日記
一面に張られたシートには等間隔に穴があけられていて、ここに苗を植栽するものと思います。何の栽培かは付近に聞けそうな人が見あたず不明ですが、レタスではないかと思っています。