森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

マルバアオダモ

2013年12月25日 | 自然観察日記
モクセイ科トネリコの仲間は判断に迷うやや苦手なグループです。幼少時は田の「はさ木」としてトネリコはごく身近にあった樹木ですが細かな特徴が頭に入っていません。花の季節ならそれなりの判断しやすいのですが、花の咲いた直後ですし、ましてや他県でのこと、迷いが出ます。しかし、この樹の葉にはあまり距歯がはっきりしません。これはマルバアオダモの特徴と聞いていますから、そう判断する次第です。マルバアオダモは丘陵公園の里山にも普通にありますから、目の前のものと思い出しながら見比べて、何か違いがないかと目を凝らしたものの気づきませんから、同じタイプのものだろうと考えました。