バレンタインデー
2010年/アメリカ
The End of Innocence
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
『バレンタインデー』というタイトルの作品をそのまんま2月14日に観に行ってしまうこと自体が安易であるという非難は甘んじて受けるのだが、それでもやはりこの作品には観客を素直に楽しませることを阻む何かが隠されているように感じる。
確かにキャスティングは豪華で、ゲイリー・マーシャル監督の演出は決して悪いものではない。今や未婚者たちの‘アンセム’と化しているグロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の「恋のサバイバル(I Will Survive)」をジェイミー・フォックスにピアノで伴奏させたり、1958年の映画『Hot Spell(=暑さ続き)』に出演していた24歳の若きシャーリー・マクレーンと現在の75歳のシャーリー・マクレーンを重ねるシーンなど粋な演出は多々見られるのであるが、私にはあの‘プリティ・ウーマン’だったジュリア・ロバーツがアメリカ陸軍の大尉という役柄に違和感を感じてしまった。
本編が終わった後にNGシーンが流れるのであるが、それによるとジュリア・ロバーツが演じる大尉のケイトは戦闘の後遺症で右耳がよく聞こえない設定になっていたようである(聞こえない振りだったかもしれないが)。本編では彼女の隣に座っていたホールデンに‘フェイスブック’のことを訊かれた直後のこのシーンはカットされていた。アメリカ軍に関して詳細が語られると‘バレンタインデー’の雰囲気を壊すことになるが、バレンタインデーという日だからこそ全く語らないとなると今のアメリカにおいてはリアリティーを失うという判断がジュリア・ロバーツの役柄の難しさであり、この作品に暗い影を落としているように感じるのである。その上、ケイトの息子の好きなミュージシャンがフランク・ザッパ(Frank Zappa)というのだから素直に笑えなかった。明らかにケイトの息子は‘病んでいる’からである。
鳩山邦夫氏「兄が母にカネ無心したとは聞いてない」(朝日新聞) - goo ニュース
この話を整理してみたい。自民党の与謝野馨は12日の衆院予算委員会で、鳩山
邦夫から「兄貴(鳩山首相)はしょっちゅうお母さんの所に行って『子分に配る金が
必要だ』と金をもらっていた」と聞いたらしい。鳩山邦夫も同日、記者団に「(母から)
そういう電話があり、その話を与謝野氏にしたことは間違いない」と語った。しかし
13日の記者会見で鳩山邦夫は、実母との電話の内容について「お兄さんは子分が
いっぱいいて、その世話とか面倒をみるのに大変お金がかかるという話だが、
あなたには子分はいないの。お金がひどくかかることはないの」と言われたと説明
した。鳩山邦夫は「(与謝野氏が)質問を鋭くさせるためにいろんな表現を使われた」
「無心したと解釈された」と指摘しているが、事実は鳩山邦夫がいつもの調子で
面白おかしく大げさに与謝野馨に説明したということだろうが、鳩山邦夫の言説を
本気に取ってしまう与謝野馨も情けない。彼の祖父母は泣いている。