MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『恋と愛の測り方』 50点

2012-05-22 23:56:00 | goo映画レビュー

恋と愛の測り方

2010年/アメリカ=フランス

ネタバレ

演出意図の測り方

総合★★☆☆☆ 50

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ファッション雑誌のライターであるジョアンナ・リードと、建築関係の会社に勤める夫のマイケル・リードに、作家であり、かつてのジョアンナの恋人だったアレックス・マンと、マイケルの同僚であるローラが絡んでくることで、一夜で繰り広げられる微妙な男女の関係が描かれることになる。
 お互いに愛し合い、アレックスの熱心な誘いにも乗らずに、一線を越えることだけは自ら禁じたジョアンナと、元々異性として見ていなかったのであるが、夫を亡くしたという思いがけない事実を知らされて、同情からうかつにもローラを抱いてしまったマイケルの、早朝の対面における複雑な心理戦はそれなりに面白くはあるが、ジョアンナのセリフまで禁じてしまうことで、心理戦の醍醐味が消化不良になってしまった演出には納得がいかなかった。
 演出の問題はもうひとつある。ローラに誘われてマイケルが一緒に下着だけでホテルのプールに入るシーンである。会話を終えてローラがプールから上がった後に、何故かもう一度ローラがプールの水に浸かりながらマイケルを見つめるシーンが挿入され、その次にプールに浸かっているマイケルがローラを見つめるシーンが入り、その後にプールから上がったローラにマイケルが肩からタオルをかけるというシーンに繋がっているのであるが、どのような観点から見ても一度プールから上がったローラが次にカットでいつの間にかプール内に戻っていることは不自然であり、演出の間違いでなければ、演出意図が全く汲み取れない意味不明なシーンである。


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幸運な福岡市職員

2012-05-22 00:03:38 | Weblog

飲酒禁止令の福岡市長「ショック療法が必要」(読売新聞) - goo ニュース

 福岡市の高島宗一郎市長が喝破したように、酒を飲んで不祥事を起こした職員は“一部の

腐ったミカン”なのか、あるいはもしかすると“氷山の一角”なのか分からないが、確かに

2006年8月の幼い3人の命を奪った当時福岡市職員による飲酒追突事故は、その後

道路交通法の厳罰化までもたらしたにもかかわらず、飲酒運転や酒に酔った末の暴力事件

の続発は福岡市民の体質的なものなのかと疑ってしまう。しかしたった1か月の飲酒禁止令

ならば福岡市職員は運が良いと思うべきであり、もし市長が橋下徹だったならば、“酒乱”は

即刻依願退職を促されるだろう。


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