海辺の家
2001年/アメリカ
海辺の家の住みにくさ
総合 20点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
主人公の建築デザイナーであるジョージ・モンローが、余命4ヶ月の癌を宣告されてから、息子のサムを連れて、自分の家を建て直す過程において、別れた元妻のロビンの関係も修復し、サムの悪友であるジョシュや、アリッサの母親で欲求不満のコリーンや、ロビンの今の旦那であるピーターまでも改築に参加させるストーリー展開には思わず涙腺が緩んでしまうのであるが、やはりいくらなんでも出来すぎ感が否めない。
あくまでも模型にこだわりコンピューターグラフィックスを拒否したために20年勤めてきた会社を解雇された腹いせにジョージが会社に飾ってある自分が作った模型をバットで壊していくシーンから違和感を持つ。サムが好きなマリリン・マンソンの音楽や、ジョージの近所に住んでいた同性愛者の暗黙の‘排除’など、結局、自分の好きなもの以外は認めないというジョージの頑固なパーソナリティは癌を患っても治ることはない。
ジョージが自分の父親が建てた家を改築する理由は老朽化以上に父親との確執があったからで、改築した家を息子のサムが敢えて住まないという展開には納得できたのであるが、その家を足の不自由な娘に託したことには疑問が残る。あのような海を見渡せる崖のそばにある家を車椅子を使って生活することは却って不便であり、‘異人たち’の気持ちが理解できないままボロを出してしまったといわざるを得ず、話をきれいにまとめすぎているだけに質が悪い。
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【レポート】209万人超が受給する「生活保護」、そもそもどんな制度なの?(マイナビニュース) - goo ニュース
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一の母親が生活保護を15年間受給していたことが
問題になったばかりであるが、お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太の母親までも
昨年3月から生活保護を受給していることを5月29日のスポーツニッポンが伝えている。
梶原は2002年11月に大阪市内に2千数百万円のマンションを購入し、女手ひとつで
育ててくれた母親にプレゼントしたそうであるが、そのローンを完済するまで生活保護を
受けることになったらしい。大阪では、東京では当然理解されないような理屈がまかり通る
ようであるが、生活保護を受ける前に、その2千数百万円のマンションを処分すればいい
だけの話ではないのか これではまるで梶原ではなくて、大阪市民が梶原の母親に
2千数百万円のマンションをプレゼントしているようになってしまっているのであるが、
もちろん大阪市民がそれを是とするのであるならば、門外漢が口を出すことではない。