MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『キラー・ヴァージンロード』 60点

2012-10-28 22:43:31 | goo映画レビュー

キラー・ヴァージンロード

2009年/日本

ネタバレ

背中の記憶

総合★★★☆☆ 60

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 本作を擁護することはなかなか難しい。敢えてストーリーを二の次にして映像をメインに観客の関心を惹きつけようとする岸谷五朗監督の蛮勇は高く評価されるべきであろうが、なにぶんにもテンポが悪く、せっかくのギャグが活きてこない。
 しかし主人公の沼尻ひろ子が、本作で親愛の情を表すはずの‘背中’に覆いかぶさる際に、大家三太郎の背中との間にハサミが紛れ込んだために‘刺殺’するような形になるのであるが、偶然に出会った小林福子と大家三太郎の‘死体’を樹海へ運ぶ道中において、追ってくる警官から逃げるためにひろ子が福子を背後に乗せてスーツケースに乗って斜面を滑り降り、危険な目に遭ったりはするもののなんとか逃げ延び、ひろ子が三太郎を背負って川を泳ぎ、福子がひろ子を背後に乗せて教会までバイクを走らせ、北翔が福子を背後に乗せ、「俺が必要だろう」と告白しながらバイクを走らせ、やがてクライマックスで、幼い頃からドジでのろまだったひろ子が祖父の沼尻源一郎に肩車されて励ましてもらった幼少の頃を思い出しながら、教会内で亡くなっていた祖父が左手に持っていたキーホルダー付きの人形の背中に、ひろ子が持っていた人形を背負わせるまでの、‘背中’にこだわった一連のシーンは演出として決して悪いものではないと思う。


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言い続ける“言うだけ番長”

2012-10-28 00:14:35 | Weblog

石原氏第3極志向「国民バカにした野合」前原氏(読売新聞) - goo ニュース
「前原氏、閣僚の資格ない」 石井副代表が批判(朝日新聞) - goo ニュース
首相アシスト、失敗 前原氏「年内解散」発言 「野田降ろし」見方も(産経新聞) - goo ニュース

 新党結成を表明した東京都の石原慎太郎知事が次期衆院選に向け、日本維新の会や

みんなの党などの第3極で政策に多少の違いがあっても連携すべきだと主張していること

に関して、前原誠司国家戦略相は茨城県つくば市で記者団に、「全く別々の考えの人が

選挙対策で『大同』と言うのは、国民をバカにした野合だ。基本政策は一致しないと、

選挙互助会を広げるだけだ」と批判しているが、国民をバカにした野合かどうかは、今すぐに

衆議院を解散して選挙をしてみれば分かることであり、国民がバカにされたと思っているの

ならば、新党に票が入るわけがないのである。だからといって民主党に票が集まるとは

さすがに前原も思っていないだろうが(もしかして思っているのか)、“言うだけ番長”は

身内から賛同を得られなくても今日も言い続けるだけである。


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