博士の異常な愛情
1964年/イギリス=アメリカ
一人で担うはずだった核戦争
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
ジャック・リッパー将軍が英国空軍のライオネル・マンドレイク大佐を巻き込み司令センター基地に籠城してまでソ連への核攻撃を命令した理由が、放射能ではなくて、共産主義者が水道水に密かに混ぜ込んでいるフッ素であるという皮肉が、水爆が投下された後の地下生活を放射能によるエネルギーで営もうと提案するストレンジラヴ博士のナイーブさと共に強烈であるのだが、本作で惜しむらくはカットされた「パイ投げ」のシーンではなく、本来マーキン・マフリー米大統領、ライオネル・マンドレイク大佐、ストレンジラヴ博士だけではなく、爆撃機パイロットのT・J・キング・コング少佐もピーター・セラーズが演じるはずだったのであるが、撮影中に脚を挫いてしまったセラーズが狭いコックピット内を動くことが出来なくなりパイロット役を降板してしまったために、水爆投下に関わる政治家、科学者、司令官と実行者のうち一人が欠けてしまい、実は核戦争を巡って一人で格闘しているというアイロニーが不完全なものになっている点なのである。
ソフトバンクの孫社長、米携帯メトロPCSの買収排除せず(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) - goo ニュース
別にソフトバンクに恨みはないものの、2012年10月20日のスポーツニッポンによると、
「イタリアの最高裁は、仕事で携帯電話を長時間使用したことが脳腫瘍発症につながった
との男性(60)の訴えを認め、全国労働災害保険協会に労災保険支払い命じる判決。
携帯電話使用と脳腫瘍の因果関係示したスウェーデン学者らの研究結果を『信頼性高い』
と認定」されたようであるが、この問題は日本ではどのように認識されているのであろうか
長時間使用しなければ良いのではあるが、その“長時間”がどれほどの時間を指すのか
いまだに私にはよく分からない。放射能と並ぶ深刻な問題にならなければいいことを願う。