未知との遭遇 特別編
1980年/アメリカ
星に願う‘大人たち’
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
インディアナ州のマンシーに住む3歳の男の子バリー・ガイラーのみならず、送電線の架線作業員であるロイ・ニアリーにもUFOが接近を試みた理由は、おそらくロイが3歳の子供と同じようなイノセンスを持っていたからであろう。実際に、ロイは妻のロニーと3人の子供がいるのであるが、ロイが「ピノキオ」の映画を観に行きたいと提案しても、3人の子供たちには拒絶されてしまい、子供たちは何故かテレビで『十戒』(セシル・B・デミル監督 1956年)を観ようとする程ませている。弟の行動はさらに奇妙なもので、持っていた人形を叩き壊しており、完全にイノセンスを失っているように見える。
大人になってもイノセンスを保っていることは難しく、事実、不思議な物体を見たはずのTWA機の機長たちはインディアナポリスの交信コントロール・センターにUFOを目撃した事実を報告することをためらってしまう。
結局、会社から解雇されたロイのイノセンスを理解できない妻と3人の子供たちはロイのもとを去り、やがてロイは、息子のバリーをUFOに連れ去られたジリアンと共にUFOが現れる予感がしたデヴィルズタワーと呼ばれる円柱形の岩山に向かう。
軍のヘリコプターから撒かれた神経ガスを躱すと、ロイとジリアンの目の前ではUFOとコンタクトを取ろうとする設備が整えられつつあった。太陽のように輝くマザーシップが現れた時に、何故かサングラスをしている人としていない人がいるのであるが、ロイやジリアンやバリーがサングラスをしていないところを見ると、おそらくサングラスは‘大人’を象徴するものであろう。そして同じようにサングラスをしていないクロード・ラコーム博士がロイに向かって「君が羨ましい」という理由は、同じイノセンスを共用しながらも、ロイだけが宇宙人に選ばれてマザーシップに乗り込むからであり、第二次世界大戦中に使用された戦闘機や沈没した不定期貨物船に乗っていたために不本意に死を迎えた乗組員たちが生存者としてマザーシップから降りてくることと引き換えに、ロイは「星に願いを」が流れる中、宇宙の彼方へ去っていくのである。ただ、ロイと一緒にマザーシップに乗り込む準備をしていた他のサングラスをした‘大人たち’が宇宙船に乗り込んだのかどうかがよく分からない。
アダルトチルドレンが最初に描かれた映画だと思われる。
東大、森口氏を懲戒解雇 虚偽発表「大学信用傷つけた」(朝日新聞) - goo ニュース
森口尚史は日本に帰国した際に、大学を辞めると言っていたはずだが、まだ辞めて
いなかったことに驚かされるのだが、結局森口は嘘だろうが何だろうが、自分を巡って
マスコミが騒いでくれることが嬉しくて仕方がないように見える。特に今回は山中伸弥
京都大教授がノーベル医学・生理学賞を受賞した時期と重なったために、世界中に
騒がれた訳だから、森口本人としてはこれ以上のタイミングの良さは無かったはずだが、
所詮全ては虚言だったのだから、見栄っ張りの集大成は今回をもって終了することになる。