グレイト・フラマリオン
1945年/-
フラマリオンの怨念
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
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演出
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ビジュアル
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音楽
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主人公の拳銃曲撃ち芸人であるグレイト・フラマリオンは気難しい性格で友人がおらず、何よりも女性嫌いであった。見世物における彼の役割は自身の過去が反映されたものなのか、妻の浮気現場を目撃して、妻や浮気相手を二丁拳銃でコミカルに脅す夫というものである。そのために彼は、助手としてアル・ワラスと妻のコニーを雇っていたのであるが、アルはアルコール依存症で、コニーとは上手くいっていなかった。コニーはフラマリオンを誘惑して結婚することを条件に、事故死に見せかけてアルコール依存症のアルを銃殺することを提案する。思惑は目論見通りに運び、裁判でも事故として処理されたのであるが、三ヶ月後の再会を約束して、フラマリオンはシカゴのホテルのスイートルームを取って部屋中を花で飾り立てて、コニーを待っていたにも関わらず、コニーは現れなかった。彼女は自転車乗りのエディ・ウィラーと結婚しており、最初から騙されていたことをフラマリオンは知ることになる。
フラマリオンが解せないことは、コニーがアルともエディとも喧嘩が絶えないのに、何故彼らが夫に選ばれて自分が選ばれないのかということであろう。コニーに拳銃で撃たれ返り討ちにあいながらもコニーを絞殺できてしまうフラマリオンの怨念が垣間見え、さらに死に際に誰かに話を聞いてもらわなければ死んでも死にきれなかった思いは察するに余りある。
女性刺殺・立てこもり 徳永容疑者 元警視の人格者?トラブルメーカー?(産経新聞) - goo ニュース
東京都世田谷区で隣人の女性を日本刀で切り付けて殺害した後、自殺したとみられる
元警視庁警視の86歳の容疑者の経歴は、新潟県出身で、昭和23年に警視庁に入庁し、
主に警察署の警ら課(現在の地域課)や交通課などで勤務した後、60年に赤坂署防犯課
(現在の生活安全課)課長代理を最後に警視へ昇進したという、まさに今回のような地域
のトラブルを解決する仕事を担っていたことに驚かされる。他人のトラブルは解決できても
自身に降りかかってきたトラブルには我慢ができなかったのかもしれないが、やはり86歳
という年齢による感情を抑えきれない知性の低下はあったように思う。