ボーン・レガシー
2012年/アメリカ
執着しすぎる‘クスリ’について
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
作品の途中までは一体何が起こっているのかよく分からないのであるが、それは主人公のアーロン・クロスも同様で、飲んでいる2種類の錠剤の効能も知らなければ、自分の命が狙われる理由も分からず、どうやらこのストーリー展開の分からなさこそが観客が主人公に感情移入できる手立てとしてトニー・ギルロイ監督が選択した演出方法であり、しばらくの間は、お互い何も分からないまま目の前で起こる情景を眺めているしかない。
常飲していた錠剤を入手するためにアーロンは‘主治医’のマルタ・シェアリング博士の元を訪ねるのであるが、彼女はアーロンの顔を見ても彼が誰なのか思い出すことが出来ない上に、緑色の錠剤はウィルスを注射したアーロンの肉体には既に必要なかったことを知らされる。それでもまだ青い錠剤を必要とするアーロンは錠剤を製造しているフィリピンのマニラまでマルタを一緒に連れて行く。アーロン・クロスという大の大人が、たかが小さな錠剤のために世界中を駆け巡って一喜一憂している有様は、現代のアメリカにおける栄養サプリメントの流行に対する皮肉として上手く描かれており、クライマックスのターミネーターと香港映画を組み合わせたようなパロディと共に最後まで観客を飽きさせることはない。
しかし実は本作で最も驚くことは、エンドクレジットで、動物虐待をしていないという断り書きの次に、喫煙に関する断り書きがあったことで、詳細は見逃してしまったが、映画で喫煙に関して断り書きを示したのは本作が初めてではないだろうか。
前原氏の解散発言は個人的見解…官房長官(読売新聞) - goo ニュース
「中国と戦争辞せず」 石原知事が発言否定(産経新聞) - goo ニュース
前原誠司国家戦略担当相が21日、野田佳彦首相が「近いうち」としている衆院解散の
時期について、「年明けに解散して『近いうち』とは言えない」と述べ、年内に解散すべき
だとの考えを示したことに対して、安住淳幹事長代行が同日、記者団に「前原氏の感覚と
われわれ党の全体の感覚が一致しているということではない」と強調し、藤村官房長官が
22日午前の記者会見で、「(政権内で解散時期について)共有するような話ではない。
(前原氏は)個人的な考えを示した。解散を決めるのは首相だ」と述べ、発言を全否定されて
いるが前原は自分の考えを変えるつもりなはいと明言した。沖縄県・尖閣諸島国有化前の
今年8月に行われた石原都知事と野田佳彦首相との会談について前原がテレビ番組で
「石原氏は(中国との)戦争も辞せずと話した」と発言したことに対し、石原が19日の
記者会見で、「そんなことは言っていない」と否定し、「前原ってやつはロクでもない」と激しく
批判している。要するに前原は自分の発言に全く責任を持とうとする気がなく、誰かが
適当に処理してくれることを待っているだけで、「言うだけ番長」の面目躍如ではある。