MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『プレーンズ2 ファイアー&レスキュー』

2014-09-27 00:05:57 | goo映画レビュー

原題:『Planes: Fire & Rescue』
監督:ロバーツ・ガナウェイ
脚本:ジェフリー・M・ハワード
出演:エド・ハリス/レジーナ・キング/ステーシー・キーチ/デイン・クック
2014年/アメリカ

チーム内でも強いられる「個人プレイ」の過酷さについて

 主人公のダスティ・クロップホッパーは「ウイングス・アラウンド・ザ・グローブ」レースにおいてチャンピオンになり一流のレーサーと認められたのであるが、その矢先、ダスティはエンジンのギアボックスに深刻な問題が生じた上に、そのギアボックスは既に生産が中止されていたために交換が出来なかった。
 それをきっかけにダスティは個人的なレースからチームワークのレスキュー隊に入隊する決心をし、ボスのブレード・レンジャーにしごかれて個人プレイからチームプレイに徹するまでのストーリーの流れは悪くないのであるが、言わば「心臓」に爆弾を抱えたままのダスティは、やはり肝心の場面では「個人プレイ」を強いられることになり、チームワークの大切さがおざなりになってしまうところがストーリー展開として甘いのではないだろうか。


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